「春に楽しめる切り花にはどのような種類があるんだろう?」
「春にお花屋さんで買えるおすすめの切り花を知りたい!」
このような疑問や悩みを抱えていないでしょうか。
暖かな春の訪れとともに、市場を彩る切り花が色鮮やかになると心も踊りますよね。出会いや別れが多いこの時期は花束を贈る機会もあるかと思います。
本日はそんな春におすすめの切り花を、14品種ご紹介していきます。
オーソドックスなものから、香りが魅力的なもの、枝ものと3つのカテゴリーに分けていますので、きっとお花選びの参考になるはずです。
また後半では、お花の定期便サービスについてもご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです!
目次
春の切り花おすすめ6種
春の切り花の中で、特におすすめの品種を6つご紹介していきます。
- チューリップ
- カーネーション
- ラナンキュラス
- マーガレット
- アネモネ
- 菜の花(なのはな)
定番のものからあまり聞き馴染みのないものまで、幅広くピックアップしていますので、ぜひお花選びの参考にしてみて下さいね。
1. チューリップ
チューリップは、春のお花の王道として知られ馴染みのある存在です。
一般的に知られる赤、白、黄色といったカラーや、ピンク系、グリーン系などバリエーションが豊富で、中には複数の色が混ざったミックス系などもあります。
チューリップは温かい場所に飾ると、花が大きく開いたり動いたりしてしまう特徴があるので、長く楽しみたい場合には涼しい場所に飾るようにするとよいでしょう。
2. カーネーション
カーネーションは、母の日と同じ頃に咲く春のお花です。
花持ちがよいため扱いやすく、切り花の中ではトップクラスに入るほどの種類の豊富さが魅力です。
特にカラーバリエーションの多さが際立ち、お花には珍しいブラウン系や、染料を使って染めたブルー系、レインボーなど様々な色から選ぶことができます。
カーネーションは、茎の部分に節があり折れやすいので、丁寧に扱うようにしましょう。
3. ラナンキュラス
ラナンキュラスは、冬が終わりに近づく頃に出回り始めるので、春気分を先取りするのにピッタリなお花です。
丸みのある可愛らしい形が魅力で、春のお花としても定着しつつある品種です。種類がとても豊富で、手頃な価格のものがほとんどですが、中には少し高価な変わった品種もあります。
可愛らしい大きなお花が特徴のラナンキュラスは、その重みで茎が折れたり頭が下がったりしてしまうことがあるので、購入時には茎の丈夫さもチェックして選ぶようにしましょう。
4. マーガレット
マーガレットは、白と黄色のコントラストと小ぶりな可愛らしさが魅力で、恋占いに使われたり雑貨にもデザインされたりと、馴染みのあるポピュラーなお花のひとつです。
茎が細長く花束にも向いていますし、葉が多いためブーケのクッションフラワーとしても使えます。
マーガレットは、水下がりしやすい特徴があるので、飾る前に大きな葉を取り除くようにしましょう。
5. アネモネ
アネモネは、春のお花の中でも特に人気が高く、自宅用やプレゼント用として多くの人に好まれています。
暗くなると花が閉じて、明るくなると花が開く特徴があるため、切り花として飾っていても動きが感じられるのが魅力です。
また、色は春らしい淡い色、パープル系、お花には珍しいブルー系など種類が多く、お花らしいきれいな形も素敵です。
アネモネの茎は、種類によって中が空洞になっているので、折れてしまわないように慎重に取り扱いましょう。
6. 菜の花(なのはな)
菜の花は、春の中でも早めの時期に咲き始めることから、春の訪れを知らせてくれるお花のひとつとして知られています。とはいえ、最も早いものだと12月頃から出回り正月のお花としても飾られます。
春のお花らしく生命力がとても強いため、切り花で飾っていてもどんどん茎が伸びていく特徴があります。
手入れの際は、バクテリアやエチレンガスの影響を受けやすいためこまめな水換えを意識しましょう。
香りが魅力的な春の切り花4種
お花の香りが部屋中に広がると、心も体も癒やされますよね。お花選びは香りも重視したいという方に向けて、香りが良い春の切り花を4つご紹介していきます。
- ヒヤシンス
- スイートピー
- フリージア
- ライラック
一つずつ見ていきましょう。
1. ヒヤシンス
ヒヤシンスは、甘い香りと小さな花が連なって咲く美しい姿が魅力のお花です。また、茎がきれいなのでガラス花器に入れるだけでもおしゃれに飾ることができます。
ヒヤシンスの切り花は、茎が伸びるとともにお花もどんどん咲いてきます。
重みが出ることで器の縁に倒れるような形になってしまうので、お花が折れてしまわないようにするためには、適度に切り戻しを行って長さと重みを調整することが必要です。
2. スイートピー
スイートピーは、柑橘系の甘い香りとフワっとした可愛らしい形が魅力的な春を代表するお花のひとつです。
柔らかな色みのものが多いですが、濃い色のものでも優しげな印象を与えてくれます。
また、染料で染めたものも多く出回っており、様々なカラーバリエーションを楽しむことができます。
染めのスイートピーを飾る場合は、染料が抜けて水の色が変わってきてしまうので、花瓶への色移りに注意が必要です。
3. フリージア
フリージアは、強くて甘い香りと独特な咲き方が特徴で、春の中でも早めに出回る品種です。一般的にはイエロー系がよく知られていますが、実は色の種類が多いのも魅力です。
切り花として飾ると蕾も開花するため、花持ちがよいのもポイントです。
ただし、花の向きがわかりやすいので他の花と合わせて飾る際には、バランスをみて整えましょう。高さのあるお花なので、それを活かすようにするときれいに飾ることができますよ。
4. ライラック
ライラックは、良い香りと美しい花の姿が魅力で、特に欧米で人気がある春のお花です。
小さな花が密集して咲く様子は、他にはない上品な美しさがあります。
花冠は4つに分かれているのが普通ですが、ときどき5つに分かれていることがあり、それを恋のおまじないとして「ラッキーライラック」と呼びます。
2月頃から輸入ものが、4月~5月頃には国産のものが出回り、旬の時期が短く価格もやや高価な傾向にある品種です。
枝ものでおすすめの春の切り花4種
続いて、切り花の中でも落ち着いた雰囲気が魅力の枝ものを4つご紹介していきます。
- 桜(さくら)
- 桃(もも)
- アカシア(ミモザ)
- 小手鞠(こでまり)
選ぶ際のポイントなども合わせてまとめていきますので、購入時の参考にしていただければと思います。
1. 桜(さくら)
桜は、説明するまでもなく春のお花の代表格として多くの人に愛されていますよね。
桜といっても種類は様々で、出回る時期も異なります。その中でも特に切り花としてお花屋さんで売られているのは、啓翁桜・八重桜・彼岸桜・東海桜の4品種です。
切り花として売られているものは、短いもので60cm程度から長いもので2mを超えるようなものまであります。
ご自宅用として飾る場合は、小ぶりなものを選びましょう。また、桜は横に枝を伸ばしていく特徴があるので、お花の向きをきちんと意識して花瓶に飾るようにしましょう。
2. 桃(もも)
桃は、ひな祭り(桃の節句)に飾るお花として馴染みがありますよね。
白・薄ピンク・赤などの可愛らしい花の姿が魅力的で、一重咲きや八重咲きといくつかの種類があります。また、花色によって種類が分けられています。
桃の切り花を購入する際は、あまりに固いつぼみだと開かない可能性もあるため、ピンクに色付いたぷっくりとしたものを選ぶとよいでしょう。
3. アカシア(ミモザ)
アカシアは、ふわふわとした小ぶりな花が密集して咲く姿が可愛らしいお花です。ドライフラワーとしても人気が高く、リースやスワッグなどにして楽しむこともできます。
春のお花の中でも早い時期から出回りますが、あまり早いものは開花しなかったり茶色く変色したりするので、購入するとしても年明け以降のものがよいでしょう。
4. 小手鞠(こでまり)
小手鞠は、春の訪れを知らせてくれる落葉低木のひとつで、鞠のように丸い小花が特徴です。白い小花が密集して咲くので、可憐な可愛らしさが魅力です。
切り花として売られているものは花が咲いていない状態ですが、飾っているうちに自然と花が開きます。
春の切り花を手軽に楽しめる「お花の定期便」おすすめ3社
これまで紹介してきた春のお花も手軽に楽しむことができる、お花の定期便サービスをご紹介いたします。
各社様々なサービス内容で行われているお花の定期便ですが、中でも特におすすめの3社について、各社の違いも含めてまとめていきます。
- medelu
- bloomee
- Hito Hana
順番に見ていきましょう。
1.medelu
medelu(メデル)は、お部屋の雰囲気ごとに合ったお花を組み合わせてもらえるサービスです。
用意されているのは以下の3つのコース。
- ANYROOMコース(どんなお部屋にも合うお花が届く)
- MODERNコース(モノトーンやスタイリッシュなお部屋に合うホワイト&グリーンや差し色のブーケが届く)
- NATURALコース(ナチュラルな雰囲気のお部屋にマッチする優しい色味のブーケが届く)
どんなお花が自分のお部屋に合うのか分からない、インテリアの一つとしてお花もコーディネートしたいといった人にはmedeluがおすすめです。
>>【クーポンあり】medelu(メデル)の口コミと評判!解約方法や届いたお花のレビューも
>>【インタビュー】medeluに対する創業者のこだわりと想い。届くお花の品質が圧倒的に高いワケ
2. bloomee
bloomee(ブルーミー)は、手軽なボリュームのお花がお手軽価格で楽しめるとして、お花の定期便の中でもトップクラスの知名度と人気があります。
料金プランは、体験プラン・レギュラープラン・リッチプランの3つから選ぶことができます。それぞれ料金は550円・880円・1,980円と上がっていき、サービス内容は届くお花の数が下から3本以上・4本以上・8本以上と増えていきます。
お花の定期便に初めてトライする人は、シンプルで分かりやすいBloomeeがおすすめです。
>>【本音激白】bloomee (ブルーミー)はしょぼいという口コミばかり?噂の真相とプラン別の届いたお花
3. Hito Hana
Hito Hana(ヒトハナ)は、お花屋さんで選ぶようにお花を楽しむことができるサービスとして人気が高まっています。
具体的にいうと、7色のカラー展開と5サイズのボリューム展開から好きなものを選択できるといった内容。
お花の種類こそ選べませんが好みのカラーリングを元にデザイナーさんに組み合わせてもらったアレンジを楽しむことができるのは魅力的ですね。しかも、届くのは全て市場直送の新鮮なお花なので品質も文句なし。
5サイズのボリューム展開と一回頼むごとの料金は以下の通りです。
- Lite(4~6本)…1320円
- S(4~9本)…1,980円
- M(7~11本)…2,640円
- L(10~15本)…3,850円
- LL(13~20本)…4,950円
サービスやお花の品質にこだわって選びたい人には、Hito Hanaがおすすめです。
>>Hito Hana(ひとはな)の口コミ・評判は?メリット・デメリットを解説!
お花の種類が豊富な春には切り花で色々な品種を楽しもう!
寒い冬が終りを迎え、ポカポカと暖かくなり始める春には、様々な品種の切り花がお店に出回ります。
春らしい彩り豊かなお花を飾って、季節感を存分に味わいましょう!
わざわざ買いに行くのは少しめんどうだったり、時間がなかったりする人には、お花の定期便が便利でおすすめですよ。
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