「ハーバリウムの材料ってなにが必要?」
「100均でも買える?」
ハンドメイド作品としても人気のハーバリウム。挑戦してみたいものの、必要な材料や購入方法がわからなくてなかなか手が出ない……という方もいらっしゃるのでは?
そこで、この記事ではハーバリウムに必要な材料や購入できる場所、かかる費用を解説します。ハーバリウムを手作りしたいと考えている方はぜひ最後までご覧くださいね。
- ハーバリウムの材料を知りたい方
- ハーバリウムの材料の購入場所を知りたい方
- 100均で作るハーバリウムに興味がある方
目次
手作りハーバリウムは簡単?難しい?
ハーバリウムはボトルに花材とオイルを流し込めば完成するため、ハンドメイド作品のなかでも難易度は低く初心者向けです。
ただ、無造作に材料を詰めるだけでは花材が浮き上がってしまう、気泡が入ってしまうなどの問題が発生するため、花材の重さや向きを計算しながら配置を決める必要があります。
実際にSNSでハーバリウム作りに挑戦した方の声を調査したところ、「簡単だけど奥が深い」「生け花をしているような感じ」との意見も見られました。
ハーバリウムに必要な4つの材料
ここからはハーバリウムに必要な4つの材料を紹介します。ハーバリウム作りに挑戦してみたい方はこれらの材料からそろえてみましょう。
- ボトル
- 花材
- オイル
- ピンセット
1. ボトル
ボトルはハーバリウムのデザインを左右する重要な材料です。ハーバリウムのボトルの多くはガラス製ですが、小さなお子さんやペットがいるご家庭ではプラスチックボトルを使用してもよいでしょう。
定番の円柱型やスクエア型、ドロップ型、丸型も素敵ですが、電球ボトルやウイスキーボトル、香水瓶などユニークなデザインのボトルを使うのも◎
黒柴さん
2. 花材
ハーバリウムの花材にはプリザーブドフラワーかドライフラワーが使用されます。それぞれの特徴は以下の通りです。
◆プリザーブドフラワー
生花の美しさを長く楽しめ、染色するため鮮やかな色が出せる。保存期間は3~5年。
◆ドライフラワー
ナチュラルでヴィンテージ感のある雰囲気を楽しめる。保存期間は3ヶ月~半年。
どちらの花材を選んでもOK。作りたい作品の雰囲気や作品の保存期間によって花材を選ぶとよいでしょう。
3. オイル
ハーバリウムには2種類のオイルが存在します。
- ミネラルオイル(流動パラフィン)
- シリコンオイル
ミネラルオイル(流動パラフィン)とシリコンオイルにはそれぞれ特徴があり、どちらを選ぶかは作りたい作品の雰囲気によります。家庭で楽しむならコスパのよいミネラルオイル、本格的なクオリティを求めるなら品質の高いシリコンオイルと使い分けている方もいらっしゃるようです。
オイルの特徴や性質について詳しく知りたい方は、老舗の油業者である山桂産業株式会社(あぶら屋ヤマケイ)様の記事が参考になりますのでご覧ください。
4. ピンセット
ボトルに花材を入れるのに使用するピンセットも必要です。ハーバリウムのボトルは長細い形状のものが多いため、長めのピンセットをおすすめします。
花材の向きを変えたり、花材同士の引っ掛かりを調整したりと細かい作業にも使用するため、先が細くつかみやすいものを選ぶとよいでしょう。
ハーバリウムの材料費はどのくらい?
ハーバリウムの材料費は1本(200ml)で1,500~2,500円程度です。
ボトル | 200円 |
花材 | 300~800円 |
ハーバリウム専用オイル(200ml) | 500~1,000円 |
ピンセット | 500円 |
計1,500~2,500円 |
花材とオイルはまとめて買えば次回から安くハーバリウムを作れます。なお、材料費はオイルの種類や花材の量によって変動します。
ハーバリウムの材料はどこで買える?
ここからはハーバリウムの材料を購入できる場所を紹介します。
- 手芸店・ホームセンター
- 通販ショップ
- 100均
購入場所によって品揃えや品質が異なるため、事前にそれぞれの特徴を押さえておきましょう。
1. 手芸店・ホームセンター
手芸店やホームセンターにはハーバリウムに必要な材料が一式販売されていることも多いです。ただし、店舗によって品揃えは異なりますので、不安な方は事前にハーバリウムの材料が販売されているか電話で確認してみることをおすすめします。
2. 通販ショップ
店舗に足を運んで材料を探すのが面倒な方や、外出を控えている方は通販の利用もおすすめ。楽天市場やAmazonではハーバリウムの材料が種類豊富に販売されています。
ただし少量でも送料が発生するため、オイルや花材を少しずつ試してみたい方には向いていません。
3. 100均
ボトルや花材は100均で購入するのもよいでしょう。一部店舗ではハーバリウム専用オイルも販売されているようです。
ただし、100均で扱っている花材はドライフラワーか造花がほとんどで、プリザーブドフラワーは少量の販売しか行われていません。プリザーブドフラワーをメインに使いたい方は手芸店・ホームセンターか通販ショップで花材を探すことをおすすめします。
100均の材料で作ったハーバリウムは長持ちする?
近年では100均でもハーバリウム専用オイルや質の高い花材が販売されていることから、100均の材料で作ったからといって著しく品質が悪いとは言い切れません。
ただし、100均で購入できるオイルはミネラルオイル(流動パラフィン)のみ。ミネラルオイルは氷点下になると白く濁る性質があるため、寒冷地に住んでいる方はシリコンオイルを購入するようにしてください。
ハーバリウムキットや花材セットも活用しよう
特に通販にはハーバリウムキットや花材セットも種類豊富に販売されています。材料を別々に買うのが面倒な方はキットの利用も検討してみてください。
花材は単品で購入するよりもセット購入のほうがお得。まとめて買って趣味仲間とシェアするのもおすすめですよ。
黒柴さん
ハーバリウムは材料が少なく簡単に作れる!
ハーバリウムの材料について解説しました。
- ボトル
- 花材
- オイル
- ピンセット
ハーバリウムは材料も少なく、難易度も高くないため初心者向けのハンドメイドです。お子さんでも作れるため、親子一緒に作品を作ってみても楽しいですよ。
また、作品を作る前にプロのハーバリウムを見てみたいなら「ベルビーフルール」のハーバリウムがおすすめ。さまざまなデザインのハーバリウムが販売されているため、気になる方は一度チェックしてみてくださいね♪