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ハーバリウムを生花から作る方法|簡単な作り方とおしゃれに仕上げるコツ

ハーバリウムは生花から作れる?

「ハーバリウムって生花から作れるのかな?」
「生花を使ってハーバリウムを作りたい!」

誰でも簡単におしゃれな作品を作れるハーバリウム。生花を使って作品を作ってみたいと考えたことはありませんか?

実はハーバリウムには生花は使用できません。この記事では、ハーバリウムに生花を使えない理由と、生花を活用したハーバリウムアレンジの方法を紹介します。

ハーバリウムをおしゃれに仕上げるコツも紹介しているので、ぜひ最後までご覧くださいね。

この記事がオススメな方
  1. ハーバリウムを生花から作りたい方
  2. 花材から手作りしたい方
  3. おしゃれなハーバリウムのコツを知りたい方

ハーバリウムに生花がNGな理由

「もらったお花を長く楽しみたい」「ハーバリウムなら生花を長く楽しめるかな?」

このように考えたことのある方もいらっしゃるでしょう。しかし、生花には水分が含まれているため、そのままオイルに浸けるとカビや腐敗の原因となってしまいます

ハーバリウムの花材にプリザーブドフラワーやドライフラワーが使用されているのは、乾燥させた花材しか使用できないからなんですね。

生花をドライフラワーにしてハーバリウムを作ろう

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生花をハーバリウムにするには、プリザーブドフラワーかドライフラワーに加工をしましょう

プリザーブドフラワーを作るには脱水液や保存液、着色料などの用意が必要。初心者の方にはややハードルが高く感じるでしょう。その点ドライフラワーなら生花を乾燥させるだけで作れるため、手間をかけずに花材を製作できます。

SNSで調査したところ、実際に生花からハーバリウムを作っている方の投稿もいくつか発見できました。

初心者でもできるドライフラワーの作り方

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ここからは初心者でも簡単にできるドライフラワーの作り方を2種類紹介します。

  • ハンギング法
  • シリカゲル法

ぜひご家庭の生花で試してみてくださいね。

1. ハンギング法

ハンギング法とは、生花を吊るして乾燥を行う方法のことです。特別な技術が必要ないため、もっとも手軽にドライフラワーを作れます。

茎の下のほうに紐を結び、花が下を向くように吊り下げます。このとき花同士が重ならないように注意しましょう。

あとは風通しがよく、直射日光があたらない室内に放置しておけばOK。花の種類にもよりますが、大体1~2週間ほどで花の水分が完全に抜け切ります。

2. シリカゲル法

シリカゲル法とは、密閉容器のなかにシリカゲル(乾燥剤)と生花を入れて乾燥を行う方法。シリカゲルを入手する必要はありますが、花の形を崩さず鮮やかな色を残せる点がポイントです。

材料は密閉できる容器とドライフラワー用シリカゲル、生花の3つだけ。シリカゲルを3cm程度敷いた容器に花を並べたら、花を埋めるように再度シリカゲルを追加します。

蓋をしっかり閉めたら冷暗所に1週間ほど放置するだけで完成です。花を取り出す際は壊れないように優しく扱ってくださいね。

黒柴さん

よりきれいに仕上げたい人にはシリカゲル法がおすすめだよ!

ハーバリウムの基本的な作り方

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ここからはハーバリウムの作り方を解説します。花材ができたら実際に作品を作ってみましょう!

  1. ボトルを洗浄・消毒する
  2. 作品のイメージを決める
  3. ボトルに花材を詰める
  4. オイルを入れる

1. ボトルを洗浄・消毒する

ハーバリウムの土台となるボトルを洗浄・消毒します。ボトルの内部には見えない菌や汚れが付着しているため、カビの繁殖を防ぐために必ず洗浄・消毒を行いましょう

中性洗剤でよく洗ったあと、煮沸か消毒液で殺菌処理を行います。このあとは完全に水気がなくなるまで乾燥させてください。

黒柴さん

ハーバリウムは水分が大敵!ボトルにも水分が残らないように気を付けようね。

2. 作品のイメージを決める

作品のイメージや花材の配置を決めていきます。ハーバリウムは360度どこからでも鑑賞できるものなので、どこから見ても美しくなるように意識してデザインしましょう

花材が浮かないよう花同士を絡ませたり、花材の長さを調節したりしてイメージ通りに仕上がるよう配置をしっかり決めていきます。

3. ボトルに花材を詰める

作品のイメージや配置が決まったら、花材をボトルに詰めていきます。特にドライフラワーはとてもデリケートなため、花材を壊さないよう慎重に扱いましょう

花材は詰め込みすぎず余白を持たせることで、オイルがキラキラ輝いてより美しく見えますよ。

4. オイルを入れる

花材を入れ終わったらハーバリウムオイルを入れていきます。直接花材にかからないよう、ボトルのふちからゆっくり流し込むようにしましょう

最後に蓋をしっかり閉めて、ハーバリウムの完成です。

ハーバリウムの花材を固定するコツ

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簡単そうに思えるハーバリウムですが、実はきれいに仕上げるにはコツが必要。ここでは、初心者の方が特に悩みやすい花材の浮きを防ぐコツを3つ紹介します。

  1. 花材の重さで詰める順番を決める
  2. 花を束ねてブーケデザインにする
  3. 透明なプラ板に花材を固定する

1. 花材の重さで詰める順番を決める

花材の重さによってはオイルを入れたら浮いてしまうものもあります。軽くて浮きやすい花材を入れるときは、重さのある花材の下に配置すると浮きを防止できます。

黒柴さん

見た目のデザインだけじゃなくて、花材の重さを計算した配置が大切なんだね!

2. 花を束ねてブーケデザインにする

花材の配置が難しい方は、花を束ねてブーケデザインにするのもおすすめ。ブーケなら花材がバラバラになることもなく、まとまった印象に仕上げられます。

花材をたくさん詰めるデザインは豪華ですが、あえて余白を残してブーケを一つだけ入れるのも素敵ですよ。

3. 透明なプラ板に花材を固定する

ハーバリウムのボトル・オイルは透明のため、プラ版に花材を固定してもプラ版が見えることはありません。

どうしても花材が浮いてしまう場合や、宙に浮いているようなデザインを作りたい場合はプラ板を使用するのも一つの方法です。

花材から手作りして完全オリジナルのハーバリウムを作ろう

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ハーバリウムの花材について解説しました。

ハーバリウムの花材には生花は使用できません。もらった花や庭で摘んだ花はドライフラワーに加工してから使用するようにしましょう。

また、生花から花材を手作りしたい方は、お花の定期便で生花を購入するのもおすすめ。お花の定期便が気になる方はぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね。

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