「ハーバリウムに捨て方ってある?」
「ハーバリウム中の液体は流しに捨てても大丈夫かな?」
水やりが必要ないハーバリウムはお花を手軽に楽しめるアイテムですが、劣化したときの処分方法に頭を抱える方も多いようです。
結論から言うと、ハーバリウムの液体はオイルのためそのまま捨ててはいけません。
この記事では、ハーバリウムの処分方法や捨てるタイミング、再利用のアイデアを紹介します。
ハーバリウムの捨て方にお悩みの方はぜひ最後までご覧くださいね。
- ハーバリウムの捨て方を知りたい方
- ハーバリウムを捨てるタイミングがわからない方
- ハーバリウムを再利用したい方
目次
ハーバリウムのオイルはそのまま捨ててはいけない!
ハーバリウムを捨てる際は、中の花材とオイル、瓶を分別する必要があります。
このときオイルはそのままシンクに捨ててはいけません。オイルをシンクに流すと排水溝の詰まりの原因となりますので、必ず適切な処理をしてくださいね。
瓶は自治体の指示に従って処分しましょう。
黒柴さん
ハーバリウムのオイルの捨て方
ハーバリウムオイルの捨て方は、基本的には家庭で出る食用油と同じでOK。ここでは4種類の捨て方を紹介します。
- 牛乳パックに詰める
- 新聞に染みこませる
- 余ったオムツを使う
- 油の処理剤を使う
ハーバリウムオイルは鉱物油のため自然発火の可能性は低いのですが、不安な方は捨てる際に水を染みこませて処理してください。
黒柴さん
1. 牛乳パックに詰める
牛乳パックのなかに新聞紙やペーパータオルを軽く詰めてオイルを流し込みます。口をしっかりとテープで止めて、そのまま燃えるゴミに出します。
2. ポリ袋を使う
牛乳パックのゴミが出ない人は、ポリ袋やレジ袋を使用する方法も。
先ほどの捨て方同様、新聞紙などの吸収剤を入れてオイルを染みこませ、口をしっかり閉じて捨てます。油漏れを防止するために袋は二重にしましょう。
3. 余ったオムツに染みこませる
オムツが余っているなら新聞紙の代わりにしてもよいでしょう。オムツに使用されているポリマーが油をグングン吸い取ってくれるため、大きいハーバリウムの処分に向いています。
4. 油の処理剤を使う
おもに食用油に使用される油の処理剤(吸わせるシートタイプ)でオイルを捨てる方法もあります。袋に処理剤を入れ、オイルを吸い取らせて燃えるゴミに出しましょう。
ハーバリウムボールペンの捨て方
ハーバリウムボールペンも通常のハーバリウム同様に分別してから処分しましょう。
ボトル型と異なり使用されているオイルが少ないため、ティッシュやペーパータオルに吸わせて簡単に捨てられます。
ボールペン部分は各自治体のルールに従って分別してくださいね。
黒柴さん
ハーバリウムを捨てるタイミングはいつ?
ハーバリウムの寿命は約1年といわれていますが、劣化のスピードは保存環境によって異なります。したがって、捨てるタイミングは保存期間ではなく見た目で決めるようにしましょう。
- オイルが茶色っぽく変色している
- 花材が色落ちしている
- 全体がくすんできた
最終的には主観での判断になりますが、ハーバリウムが上記のような状態であれば処分を検討しましょう。
ハーバリウムの瓶の洗い方と消毒方法
ハーバリウムの分別ができたら、最後に瓶を洗浄します。使用されているオイルごとに適切な洗浄方法が異なりますので注意してくださいね。
「記念に瓶を取っておきたい」「瓶を再利用したい」という方のために瓶の消毒方法も紹介します。
1. 流動パラフィン(ミネラルオイル)が使用されていた場合
ハーバリウムオイルに流動パラフィン(ミネラルオイル)が使用されていた場合は、中性洗剤で洗浄可能です。瓶に水と中性洗剤を入れ、蓋をして何度か上下に振って洗浄しましょう。
黒柴さん
2. シリコンオイルが使用されていた場合
ハーバリウムにシリコンオイルが使用されていた場合、中性洗剤ではきれいに油が落ちません。完全に汚れを落としたいのならシリコンオイルの洗浄剤を使う必要があります。
シリコンオイルの洗浄剤は各メーカーから販売されていますが「ハーバリウム用」と記載のあるものを選ぶと安心して利用できますよ。
3. 瓶の消毒方法
ハーバリウムで使用していた瓶を消毒する際は「煮沸」「消毒液でのふき取り」の2種類の方法があります。
- 煮沸 ・・・・・・ 予洗い後、鍋に瓶と水を入れ5分以上沸騰させ完全に乾燥させる
- 消毒液でのふき取り ・・・・・・ ティッシュに消毒用のアルコール液を含ませ瓶の内部を拭く
どちらの方法も、瓶のカビを防ぐためにしっかりと乾燥させることを心がけましょう。
ハーバリウムの瓶は再利用できる?
ハーバリウムの瓶は前述の方法でしっかりと洗浄・消毒すれば再利用が可能です。
完全に乾燥させてから新しいハーバリウムオイルと花材を流し込めば、オリジナルハーバリウムが楽しめますよ。カビを防止するために、花材は生花ではなくプリザーブドフラワーかドライフラワーを使用してくださいね。
そのほか貝殻や木の実、フルーツ、リボンなどを入れるアイデアも素敵です。オリジナリティあふれる自分だけのハーバリウムを楽しみましょう。
黒柴さん
ハーバリウムは正しい方法で処分しよう
ハーバリウムの捨て方について解説しました。特にオイルの処分方法に悩む方が多くいらっしゃいますが、基本は食用油の捨て方と一緒と覚えておくとよいでしょう。
- 牛乳パックに詰める
- ポリ袋を使う
- 余ったオムツを使う
- 油の処理剤を使う
また、ハーバリウムの瓶はしっかり洗浄・消毒すれば再利用も可能。自分の好きな色やお花でハーバリウムをリメイクするのも素敵ですね♪
また、新しいハーバリウムの購入を検討しているのなら「ベルビーフルール」のハーバリウムがおすすめですよ。ベルビーフルールが気になる方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね!
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