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プリザーブドフラワーは枯れる?日持ちさせるための保存・修復方法

プリザーブドフラワー 枯れる

「プリザーブドフラワーをもらったけれど、寿命はどのくらい?」

「日持ちさせるコツは?」

発色が鮮やかなプリザーブドフラワーは生花よりも日持ちしますが、残念ながら枯れてしまいます。しかし、ほんのひと手間加えれば何年も飾ることが可能です。

できれば日持ちさせて、キレイな状態を維持したいですよね。

この記事ではプリザーブドフラワーの保存方法、トラブル対処法を解説。傷んだときの修復方法も紹介します。

美しいプリザーブドフラワーを、できるだけ長く楽しむための参考にしてください。

この記事がオススメな方
  1. プリザーブドフラワーをプレゼントされた方
  2. プリザーブドフラワーを長く楽しみたい方
  3. プリザーブドフラワーを買おうか悩んでいる方

プリザーブドフラワーは枯れる|寿命は1~10年

生花とは異なる鮮やかな発色のプリザーブドフラワーですが、残念ながら枯れてしまいます。永久的に美しさを維持できるものではありません。時間の経過とともに花びらの水分が蒸発し、色あせていきます。

しかし7日ほどで傷んでしまう生花と比較すると、長く楽しめるインテリアです。

プリザーブドフラワーの一般的な保存期間は短くて1~2年。カビ、虫の発生など、保存状態によっては1年もたないこともありますが、条件によっては長く飾ることが可能です。

保存状態に気をつかうと、5~10年以上キレイに飾れることもあります

プリザーブドフラワーを日持ちさせる方法

できることなら、長く飾って美しいプリザーブドフラワーを楽しみたいですよね。プリザーブドフラワーを日持ちさせるためには、以下の保存方法が有効です。

  1. 高温多湿を避ける
  2. 温度変化の少ない場所に置く
  3. 直射日光・強い照明を避ける
  4. クリアケースに入れて楽しむ

プリザーブドフラワーは繊細です。高温多湿、日当たりのよい場所を避けて飾りましょう。ホコリよけのためにクリアケースに入れて飾ることも、プリザーブドフラワーを日持ちさせるコツです。

さっそくプリザーブドフラワーを長く楽しむための条件をチェックしていきましょう。

1. 高温多湿を避ける

プリザーブドフラワーには高温多湿の環境は不向きです。プリザーブドフラワーに適切な温度、湿度の目安は以下を参考にしてください。

  • 温度:18~22度
  • 湿度:30~50%

手元に届いたときのキレイな状態を維持したいなら、プリザーブドフラワーを保存する場所の温度は18~22度が適切です。

なかでもトイレ、洗面所などの水場は湿気がこもりやすいため注意が必要です。また高温になりやすい夏の昼間は、エアコンの効いた部屋に飾ることをおすすめします。

プリザーブドフラワーの鮮やかな花びらは、染料を吸い込ませて着色したもの。この染料は湿度が50%以上になると、液だれを引き起こす可能性が高まります。

とくに湿度が高くなる梅雨から夏の時期は注意しましょう。

2. 温度変化の少ない場所に置く

プリザーブドフラワーは温度変化に弱い特徴があります。寒暖差の激しい場所に置くと、変色の原因に。10度以上の温度変化がある場所を避け、空調の行き届いた室内で保管しましょう。

室内では、人のいる部屋が快適な室温に調整されるものです。そのため、人の移動に合わせてプリザーブドフラワーをこまめに移動させることをおすすめします。

黒柴さん

人がいる所に置くと考えれば、細かく調整なくていいもんね!

3. 直射日光・強い照明を避ける

直射日光、明るい照明が当たる環境は、ひび割れ、色あせの原因になります。プリザーブドフラワーの美しさが際立つ窓辺に飾りたくなりますが、できる限り避けましょう。

プリザーブドフラワーの鮮やかさを保つために、強い光が当たる場所を避けて飾ることをおすすめします。

4. クリアケースに入れて楽しむ

プリザーブドフラワーは、クリアケースに入れた状態で飾るとホコリよけとして活躍します。長く楽しみたいならケースを用意すると日持ちしますよ。

もちろん、生花のように飾りたいならそのまま飾ってもOKです。その場合は、後述するホコリ対策を参考にしてください。

あなたの好みに合わせて、プリザーブドフラワーを楽しみましょう。

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プリザーブドフラワーのトラブル対処法

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大切に飾っているプリザーブドフラワーが変化するとショックですよね。プリザーブドフラワーを長く飾っていると、ホコリや色あせなどのトラブルが生じることがあります。

ここではプリザーブドフラワーにトラブルが生じたときの対処法を、シチュエーション別に紹介します。

  1. ホコリがついたとき
  2. 花びらの色が透明になったとき
  3. 洋服・カーテンに色移りしたとき
  4. カビが発生したとき
  5. 枯れたときはアレンジメントする

さっそく見ていきましょう!

1. ホコリがついたとき|優しく取り除く

プリザーブドフラワーのホコリを取り除く方法は、以下の3つをおすすめします。

  • エアーブロワー
  • ドライヤーの弱冷風モード
  • チークブラシ

プリザーブドフラワーに付着したホコリを取り除く方法は、エアーブロワーがおすすめ。これはカメラやPCなどのホコリを除去するときに用いられる清掃アイテムです。

空気を吹き出してホコリを吹き飛ばすなら、ドライヤーの弱冷風モードも有効です。

ただプリザーブドフラワーは繊細なため、頻繁におこなうのではなく、ホコリが目立ってから対処したほうが日持ちするでしょう。

気になるからとって、指でホコリを払うとプリザーブドフラワーが傷む原因に。ホコリが取れにくいほどたまっている場合は、毛先のやわらかいチークブラシでやさしく払いましょう。

黒柴さん

身近なものでお手入れできるんだね!

2. 花びらの色が透明になったとき|乾燥剤を使う

プリザーブドフラワーが透明になったときは、湿気を除去する際に使用される除湿剤、乾燥剤2~3個をケースの中に入れて様子を見ましょう。1週間ほどで色を取り戻すことが可能です。

とくに湿度が高くなる梅雨から夏にかけては、1ヶ月に1回の頻度で交換するのがおすすめ

ただプリザーブドフラワーのなかでも淡いカラーの花は、色あせしやすい傾向があります。花の種類によっては色を取り戻すことが難しいものもありますが、試してみてはいかがでしょう?

3. 洋服・カーテンに色移りしたとき|すぐに拭き取る

もし洋服やカーテンに色移りした場合は、すぐに拭き取りましょう。プリザーブドフラワーの染料は人体に無害ですが、色移りしやすいためなるべく早めの対処がおすすめです。

プリザーブドフラワーの加工法は、花の色を抜いてから染料を吸わせることで着色させるもの。そのため湿気が多い場所では液だれを引き起こし、染料がにじみ出ることがあります。

もし拭き取っても取れない場合は、クリーニングに出しましょう。

4. カビが発生したとき|破棄する

プリザーブドフラワーにカビが発生した場合は、残念ですが処分をおすすめします。

「カビが目立つ場所だけ除去すればよい」と思うかもしれませんが、カビの胞子は目に見えない小さなもの。他の花にも胞子が残っている可能性があります。

カビの胞子が風に舞い、プリザーブドフラワー以外の場所に付着することも。また人によってはくしゃみなどアレルギー反応が出ることもあるでしょう。プリザーブドフラワーにカビを確認したら、迷わず破棄しましょう。

黒柴さん

割り切りも必要!

湿度の高い場所にプリザーブドフラワーを置くと、カビが発生しやすくなります。カビを予防するためには、湿度管理が大切です。

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5. 枯れたときはアレンジメントする手段もある

プリザーブドフラワーは複数の花がアレンジメントされているため、なかにはまだ飾れる花が残っているかもしれません。

プリザーブドフラワーが古くなったからといって、そのまま捨てるのはもったいないこと。まだ飾れる状態、美しい状態のものだけまとめて新たにアレンジメントしてみると良いですよ。

プリザーブドフラワーの修復方法

部屋に飾っているプリザーブドフラワーのひび割れが気になっていませんか?ひび割れたプリザーブドフラワーは、自分で修復可能です。

プリザーブドフラワーの花びらがちぎれたり、ひび割れたりしたときの修復方法を紹介します。

用意するものは以下の3つです。

  • 木工用ボンド
  • 竹串・つまようじ
  • ハサミ

修復の手順は、まず傷んだ花びらをカット。木工用ボンドで補強します。

デリケートなプリザーブドフラワーの修復は慎重におこなう必要がありますが、手順は簡単です。

1. 傷んだ花びらをカットする

ひび割れた花びらの先端から少しずつハサミを入れてカットします。

カットのコツは、花びらの曲線に合わせてカーブを描くようにハサミを入れること。直線にカットするのではなく、少しずつハサミを入れていきます。

ただし損傷が激しく、ヒビが縦に入っている花びらは、修復が難しいため取り除きましょう。

2. ボンドで補強する

一部の花びらを取り除くと、ほかの花びらも取れやすくなります。そこで木工用ボンドの出番です。

竹串、またはつまようじの先端にボンドをたっぷりと乗せ、花びらの根元、すき間を埋め込むように木工用ボンドを詰めます。

木工用ボンドは乾燥させると透明になり目立たなくなるため、たっぷり使っても問題ありません。ボンドが乾燥したら、プリザーブドフラワーの修復終了です。

黒柴さん

確かに乾いたら目立たなさそう!

プリザーブドフラワーは丁寧な管理が大切!

プリザーブドフラワーは安価なものではありません。大切な人からの贈り物、記念にいただいたものであれば、鮮やかな状態を長く楽しみたいですよね。

生花のようにプリザーブドフラワーを飾っていると、どうしてもホコリをかぶってしまいます。気になるときはクリアケースに入れると日持ちで切るでしょう。

色あせなどの変化に気づいたときは、すぐに対処すれば長く楽しめます。

美しいプリザーブドフラワーを日持ちさせて、鮮やかな日常を過ごしてくださいね。

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