母の日の花束やブーケのアクセントとして人気のカーネーションに、贈ってはいけないダメな色があるのをご存じですか?
せっかく贈った花が相手に失礼な印象を与えてしまっては残念ですよね。
そこでこの記事では、カーネーションを贈るときのダメな色や選び方のポイントをご紹介します。
カーネーションを贈るのにダメと言われる色だけでなく、カーネーションの花言葉にもふれていますので、なぜこの色が駄目なのかが理解できますよ!
ぜひ最後までチェックしてみてください!
- カーネーションのダメな色を知りたい方
- 母の日のカーネーションの色選びに迷っている方
- カーネーションの色の花言葉を知りたい方
目次
カーネーションで贈ってはいけないダメな色は?
カーネーションと一口に言っても色や品種の数はとても豊富で、3,000種類以上の花があります。
花の色ごとに意味も異なり、プレゼントにふさわしくない色があるのも事実です。
知らずに選んで失敗しないために、贈ってはダメな色をあらかじめ知っておくと安心です。
今回は、とくに母の日のプレゼントに避けたほうがよい色について説明します。
母の日のカーネーションにダメな色は主に次の5つです。
- 白いカーネーション
- 濃い赤のカーネーション
- 黄色のカーネーション
- 紫色のカーネーション
- 2色以上のまだら模様のカーネーション
それぞれの色の意味を詳しく見ていきましょう。
1. 白いカーネーション
白いカーネーションには「亡き母を偲ぶ」という意味があります。「尊敬」「純粋な愛」「純潔」など良い花言葉もありますが、母の日のカーネーションとなるとあまり良い意味にはなりません。
2. 濃い赤のカーネーション
ワインレッドに近い濃い赤のカーネーションには、「私の心に哀しみを」「欲望」などネガティブなイメージを連想させる花言葉があります。
3. 黄色のカーネーション
黄色いカーネーションの花言葉には、「嫉妬」「軽視」「侮辱」などマイナスイメージが多いです。日本では春のイメージがある明るい色ですが、ヨーロッパでは昔から「裏切り」や「堕落」などを意味する色とされています。
そのためカーネーション以外にも、黄色い花にはあまり良くない意味の花言葉を持つものが多いです。
4. 紫色のカーネーション
紫色には高貴なイメージがありますが、カーネーションの花言葉になると「気まぐれ」や「移り気」などネガティブな意味もあるので注意しましょう。
5. 2色以上のまだら模様のカーネーション
複色や絞り色といわれている2種類以上の色のカーネーションには、「愛の拒絶」や「私はあなたの奴隷になる」など、かなり強いネガティブなワードが並んでいます。
黒柴さん
カーネーションの選び方
カーネーション選びで失敗しないためのポイントは以下の3つです。
- 贈る形で選ぶ
- 品種で選ぶ
- ダメな色のカーネーションを贈りたいときは他の色と混ぜる
それぞれのポイントについて具体的に説明していきましょう。
1. 贈る形で選ぶ
花束か鉢植えか、贈る形を決めましょう。どちらにするかは好みで選んでかまいません。花束と鉢植えの特徴をまとめてみましょう。
- 花束で贈る:いろいろな色や種類の花を組み合わせられるので華やかさを出せる。リクエストに応じてアレンジしてもらえるため、予算をたてやすい。
- 鉢植えで贈る:花束に比べて花が長持ちする。上手に育てると夏を越して秋にもう一度花を咲かせることも可能。園芸が好きなお母さんにはおすすめ。
最近では生花以外に、プリザーブドフラワーのカーネーションも人気があります。プリザーブドフラワーは生花に特殊な加工をした花なので、水やりなどの手間もなく長期間保存できるのが魅力です。
2. 品種で選ぶ
カーネーション自体の種類で選ぶ方法もあります。カーネーションは、花のつき方によってスタンダードとスプレー咲きの2種類に分かれます。
- スタンダード:1本の茎に1つの花が咲くタイプ。花びらが多く、花も大きくてボリュームがあります。1輪挿しなどにおすすめ。
- スプレー咲き:茎が枝分かれした先に数輪の花が咲くタイプ。花は小さめだが、つぼみや花がたくさんつくので可憐で愛らしい印象に。
花の特徴にも種類があります。
- 剣弁咲き…代表的なカーネーションの花形。花びらの縁がギザギザしている。
- 丸弁咲き…剣弁咲きに似ているが、花びらにギザギザした切れ込みがほとんどない。
- 極剣弁咲き…別名スター咲き。剣のように細くとがった花びらで、一見カーネーションには見えない。
- ひと重咲き…花びらの数が少なく、ひと重または半八重咲きになっている。なでしこに似ている。
3. ダメな色のカーネーションを贈りたいときは他の色と混ぜる
ネガティブな意味があるダメな色のカーネーションでも、絶対に贈ってはいけないわけではありません。ダメな色がお母さんの好きな色なら、良い花言葉をもつ色のカーネーションと組み合わせて花束にするとよいでしょう。
プレゼントにおすすめのカーネーションの花言葉
プレゼントにダメな色だけでなく、良い意味をもつカーネーションの色も覚えておきましょう。プレゼントにおすすめのカーネーションの代表的な色は以下の4色です。
- 赤いカーネーション
- オレンジのカーネーション
- ピンクのカーネーション
- 青いカーネーション
各色がもつ意味を見ていきましょう。
1. 赤いカーネーション
赤いカーネーションには「母への愛」「純粋な愛」「真実の愛」などの花言葉があります。母の日にプレゼントするカーネーションの定番カラーになるのもわかりますね。
2. オレンジのカーネーション
オレンジのカーネーションには「熱烈な愛」「清らかな慕情」「あなたを愛します」など、愛情を表すワードがあります。温かみを感じるオレンジにぴったりの言葉ですね。
3. ピンクのカーネーション
ピンク色のカーネーションには「感謝」「気品」「温かい心」「熱愛」などの意味があります。見た目も可憐で可愛らしいので、母の日のカーネーションに選ぶ人も多いです。
4. 青いカーネーション
「ムーンダスト」という名前もある青いカーネーションは、「永遠の幸福」という意味をもっています。青といっても紫に近いですが、ダメな色と言われている紫より薄いのが特徴です。
カーネーションはダメな色だけでなくダメな本数もある?
カーネーションの花束をつくるときに本数を気にする必要はありません。
黒柴さん
ただ、花束の本数に意味を込めてプレゼントすることもあるので、母の日のカーネーションにも意識してみるとよいかもしれませんね。
ここでは花の本数の意味や、カーネーションの花束を作るときのコツを解説します。
1. 花束の本数の意味
花束の本数ごとの意味は以下のとおりです。
- 1本:あなたは私の運命の人です。
- 3本:あなたを愛しています
- 4本:あなたを一生愛します
- 6本:あなたに夢中です
- 8本:あなたの思いやりに感謝します
- 9本:いつまでも一緒にいましょう
- 11本:あなたは最愛の人
- 40本:あなたに永遠の愛を誓います
母の日のカーネーションなら、8本の花束の意味がぴったりですね。
2. ダズンフラワーでカーネーションのダメな色をカバー
ダズンフラワーとは、ダズン=12本の花束のこと。8本のカーネーションでは物足りないときや、何色か組み合わせてダメな色をカバーしたいときにおすすめです。
カーネーションを贈るときはダメな色に気をつけよう
カーネーションの色のなかには、ネガティブな意味をもつためプレゼントに選んではダメな色も存在します。
母の日の花束や、ちょっとした感謝の気持ちを伝えるフラワーギフトを贈るときは、色の意味にも気をつけて選んでみてください。
とはいえ、贈る相手がその色が好みであれば、気にしすぎる必要もないでしょう。
プレゼントはあくまで、相手に合わせて贈るものです。
カーネーションの色の意味や花言葉を意識しつつ、相手に合わせて選びましょう!