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カーネーションは植えっぱなしのままでも毎年咲くって本当?

カーネーションは植えっぱなしで平気?

母の日にプレゼントするお花という印象の強いカーネーション。プレゼントでは切り花でもらったり、鉢植えでもらったりすることがあるかと思います。

カーネーションは、もらった鉢に植えっぱなしのまま飾っておいていいの?

などという疑問を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

カーネーションは地植えでも鉢植えでも育てることができますが、一度植えたものをそのまま植えっぱなしにしておくのはもったいないです。

季節に合わせたお手入れを行うことで、カーネーションは毎年花を咲かせてくれます。しかし、植えっぱなしのままでは、花を一度や二度楽しんだだけで終わってしまう可能性があるのです。

今回は、カーネーションを毎年咲かせるための方法をご紹介します。もらったまま植えっぱなしにしている方や、どう育てたら良いのか分からない方は、ぜひご覧ください。

この記事がオススメな方
  1. カーネーションは植えっぱなしでも良いのか知りたい方
  2. カーネーションを毎年咲かせる方法を知りたい方
  3. カーネーションについて調べている方

カーネーションは植えっぱなしでも平気?

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鉢植えを購入したりプレゼントでいただいた場合には、見た目重視のために小さめの鉢に植えられていることが多いです。

そのため、株の大きさに比べ鉢が小さく、根が詰まっている状態になっていることがあります。そのまま植えっぱなしにしておくと株はみるみるうちに弱ってしまい、花が枯れていく原因となってしまいます。

黒柴さん

カーネーションを植えっぱなしにするのは良くないんだね!

また、開花時期が過ぎた後にそのまま植えっぱなしにしておくのも、花が枯れてしまう原因となります。

花が咲き終わった後には切り戻しや植え替えを行うことが大事なのですが、知らずにそのまま枯らしてしまう方も多いようです。

このように、カーネーションをそのまま植えっぱなしにしておくことは非常にもったいないことなのです。

カーネーションは毎年楽しめる多年草

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植物には「一年草」「二年草」「多年草」などに分類されます。

この中でも「多年草」は、同じ株から年を超えて何年も続けて花を咲かせる植物のことを指します。一度植えると何年も楽しむことができるため、多年草はガーデニングを好む方々からも人気が高い植物です。

カーネーションは多年草であるため、適切なお手入れを行うことで毎年花を楽しむことができます。「花が咲き終わったらもう終わり」ではないため、植えっぱなしにせず、適切なお手入れで毎年花を咲かせましょう。

カーネーションを毎年咲かせるために:環境

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まず、カーネーションを毎年咲かせるために必要な環境についてご説明します。

1. 適切な場所に置く

カーネーションは日光をとても好む植物です。日当たりや風通しの良い場所で育てるようにしましょう。室内であれば窓際に、屋外で育てる場合は直射日光を避けられる場所に置くようにします。

また、真夏の高温多湿には非常に弱い植物。外で育てる場合、夏の間は直射日光を避けられる日陰の場所に置くようにしましょう。

同じように、冬の寒さにも弱いため、無事に冬を越すためには冬の置き場所にも注意が必要です。

地植えの場合は家庭用のビニールハウスを使用したり、鉢植えの場合には室内の風が入りにくい場所で管理することをおすすめします。

>>カーネーションの冬越し方法〜手入れをして冬の寒さを乗り越えよう〜

2. 水と肥料を与える

鉢植えのカーネーションには、土の表面が乾いたら水を一度にたっぷりと与えるようにします。

カーネーションは多湿の環境に弱く、乾燥には比較的強い植物です。水の与えすぎで根腐れを起こすこともあるため、水は与えすぎないように注意しましょう。

カーネーションは通常、春から秋にかけて開花します。何年も花を咲かせられる株を育てるために、定期的に肥料を与えましょう。

黒柴さん

どうせなら毎年花を咲かせてほしいもんね!

地植えや鉢に植え付ける際には元肥として土に混ぜ込み、それから成長や環境に合わせて追肥をします。

真夏や冬の休眠期を除いて、固形肥料であれば月に1度液体肥料であれば週に1度ほどの割合で与えるのが良いとされています。

また、カーネーションは水はけの良い土を好みます。市販の培養土を使用するほか、土に川砂を少し混ぜて使用すると良いでしょう。

カーネーションを毎年咲かせるために:お手入れ

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次に、カーネーションを毎年咲かせるために必要なお手入れについてご説明します。

1. 切り戻し

切り戻しとは、不要な葉や茎を切り落としていくことをいいます。密集した葉や茎の切り戻しを行うことで通気性が良くなり、また花を咲かせてくれる可能性が高くなります。

春に花がひととおり咲き終わったら、茎をおおよそ半分くらいの高さまで切り戻しを行いましょう。

夏がくる前に、「まだ少しだけ花が残っている…」という茎があれば、思いきって花ごと切り戻しを行います。切り花は花瓶に飾ると、切り戻しをした後も楽しめます。

また、葉や茎が混み合っている部分があれば、株元から切り戻しを行い、通気性をよくしてあげましょう。夏の暑い時期を乗り越えるために、切り戻しはとても重要なお手入れです。

>>カーネーションの夏越し方法〜夏を越すために重要なこととは?〜

2. 植え替え

植え替えとは、鉢植えのカーネーションを現状よりもひとまわり大きな鉢に植え替えることをいいます。鉢植えのカーネーションは、根詰まりを防ぐために定期的に植え替えを行うことが大切です。

植え替えに適した時期は3〜5月や9〜10月といわれています。だいたい2〜3年に一度は植え替えを行うようにすると良いでしょう。

地植えのカーネーションであれば、冬越しのために鉢に植え替えて、移動しやすいように管理するのも良いと思います。

毎年咲くカーネーションの3つの楽しみ方

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カーネーションは適切なお手入れで毎年花を咲かせてくれます。カーネーションのお花を楽しむ方法はたくさんありますが、今回は3つの楽しみ方をご紹介します。

1. 母の日に贈る

いつもお花屋さんで購入していた母の日のカーネーション。自分で栽培したカーネーションをプレゼントするのも、相手により心が感じられるかもしれません

栽培したカーネーションは鉢植えでプレゼントしても、切り花としてプレゼントしてもいいですね。

>>カーネーションを渡す際に花束を選ぶ5つの理由!アレンジメントとの違いも解説

2. 部屋に飾る

カーネーションだけでなく、お花は飾るだけでも癒しやリラックス効果をもたらすといわれています。自分で育てたカーネーションを部屋に飾ってみるのも、特別な愛情を持って鑑賞でき、高い癒し効果がありそうです。

切り花として花瓶に飾る場合は、水を定期的に取り替え、茎が変色する前にカットしてあげると良いでしょう。

3. 押し花にしてみる

切り花として楽しんだ後は、押し花にしてみるのも楽しみ方の1つです。押し花とする場合は、枯れる前の新鮮なうちに作ることがポイントです。

2〜3日切り花として楽しんだ後は、押し花にしてみるのも良いでしょう。部屋のインテリアにしたり、本のしおりとして生花よりも長く楽しむことができます。

植えっぱなしは NG!毎年咲くカーネーションを楽しもう

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カーネーションは多年草で、適切なお手入れを行うことで毎年花を楽しむことができます。花の色も豊富なため、色とりどりのカーネーションを楽しんだりするなど、楽しみ方は多岐に渡ります。

種まきや挿し木で増やすこともでき、長く楽しめるお花。お手入れのポイントを抑え、植えっぱなしにせず楽しみながら育ててみてくださいね。

>>カーネーションは種まきで増やせる!適切な時期や必要な準備を解説

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