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シャコバサボテンの赤い芽がでたときの対処法は?キレイに花を咲かせる方法を解説!

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  • シャコバサボテンの葉先から赤い芽が出ている。
  • 葉っぱ全体がなんだか赤くなってきた。

シャコバサボテンのこのような変化に戸惑っている人もいるかもしれません。シャコバサボテンの葉は綺麗な緑色ですが、気づくと葉の先から赤い芽が出ていたり、葉先が赤っぽく変色してきたりすることがあります。

この記事では、シャコバサボテンから赤い芽が出たり、葉が赤くなったりしたときの原因と対処方法を説明します。

シャコバサボテンの赤い芽に悩んでいる人は、最後まで読んでぜひ解決に役立ててくださいね。

この記事をオススメする人
  1. 栽培しているシャコバサボテンから赤い芽が出てきた人
  2. シャコバサボテンの赤い芽が出たときの対処方法を知りたい人
  3. シャコバサボテンについて知りたい人

シャコバサボテンの赤い芽の理由は2つ

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シャコバサボテンが赤くなる理由は主に2つあります。

  1. 新芽が出ている
  2. 根腐れしている

同じ赤くなる現象なのに、まったく違う理由があるのはなぜ?と思いますよね。それではそれぞれの理由について詳しく解説していきましょう。

1. 新芽が出でている

シャコバサボテンの葉先から出てきた小さな赤い芽は、新芽です。

最初は花芽のように赤くてぽつんと小さいですが、徐々にまわりがギザギザになって色も緑色になり、成熟した葉へと成長します。

シャコバサボテンが成長している証拠なので心配はいりませんが、新芽が出る時期によっては対処が必要なので、この後で説明する方法を参考にして行ってください。

2. 根腐れしている

花を咲かせる前の秋ごろに葉が赤くなっているときは、紅葉している可能性があります。しかし、それ以外の時期に葉が全体的に赤っぽく変色してきたときは、根腐れを起こしていると思って間違いないでしょう。

このようなときは、早急に適切な処置をしてあげることが必要です。水不足と勘違いして水をやってしまうと、根腐れがさらに進んでしまうので注意しましょう。

>>シャコバサボテンがぐったりする3つの原因!対処法や枯らさない育て方

シャコバサボテンが赤くなったときの2つの対処方法

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シャコバサボテンが赤くなったときは、赤い新芽が出たか根腐れして葉が赤く変色したかによって、対処法が異なります。

  1. 赤い新芽は摘み取る
  2. 葉が赤くなっているときは植え替える

それぞれのケースについて詳しく説明していきましょう。

1. 赤い新芽は摘み取る

9月頃から出てきた赤い新芽は、なるべく小さいうちにすべて摘み取っておきましょう

シャコバサボテンは成熟した葉からしか花芽が出ないので、新芽である赤い芽を摘み取っておかないと、花を咲かせることができません。

摘み取り方は簡単です。赤い芽の根元を指でつまんでひねるだけ。

新芽を摘み取ってしまうのはもったいない気がしますが、たくさん花を咲かせるためにもすべて摘み取ってあげることが大切です。

2. 葉が赤くなっているときは植え替える

根腐れによって葉先が赤くなっているときは、植え替えが必要です。

根腐れを起こしてしまった原因は、強い日差しに当てすぎて鉢の中が高温になってしまったか、根が伸びすぎて根詰まりを起こしていることが考えられます。

そのまま同じ鉢で栽培していると、根腐れが進んで枯れてしまう可能性もあります。鉢から出し、根をほぐして根腐れしている部分を取り除いたら、新しい鉢に植え替えてください。

シャコバサボテンの赤い芽を摘み取るのに良い時期は秋頃

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シャコバサボテンの赤い芽は、花芽がつく前の秋頃に摘み取りましょう。夏の暑さが落ち着いて涼しくなる、9月下旬から10月下旬が摘み取りに最適の時期です。

せっかく出てきた新芽を摘むのは可哀そうな気もしますが、きれいな花がたくさん咲くように出ている赤い芽はすべて摘み取っておきましょう。

赤くなったシャコバサボテンを植え替えるときの3つのポイント

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シャコバサボテンを植え替えるときは、次の3つのポイントを押さえておきましょう。

  1. 根腐れに気づいたらすぐに植え替える
  2. シャコバサボテン用の土を使う
  3. 一回り大きな鉢に植え替える

それぞれのポイントについて見ていきましょう

1. 根腐れに気づいたらすぐに植え替える

通常シャコバサボテンの植え替えは、1〜3年に一度の周期で行います。しかし、葉が赤く変色して元気がなくなってきたときは、なるべく早く対処してあげることが大切です。

根腐れが進んで枯れてしまわないよう、時期を選ばず早急に植え替えてあげましょう。

2. シャコバサボテン用の土を使う

植え替えには、シャコバサボテンの栽培に適した土を使いましょう。

シャコバサボテンの生育期には水をたっぷり与えますが、鉢の中が多湿な環境にならないよう、水はけのよい土であることが大切です。

どんな土がよいか分からないときは、園芸店などで売られているシャコバサボテン用にブレンドされた土を使うとよいでしょう。

黒柴さん

お花に合わせた専用の土があるんだね!

3. 一回り大きな鉢に植え替える

シャコバサボテンの根腐れは、根が伸びて今の鉢では狭くなってきていることも原因のひとつ。

ぎっしり根が絡み合ってしまうと、水分や酸素を十分に取り込むことができません。成長したシャコバサボテンに合わせて、大きな鉢に植え替えてあげましょう

>>シャコバサボテンが木質化する理由は?対処法と予防方法を紹介

シャコバサボテンの赤い芽を摘む以外に花を咲かせる3つの方法

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シャコバサボテンは花がたくさん咲いて華やかなのが魅力ですよね。赤い芽を摘むのも花を咲かせるのが目的ですが、ほかにも花を咲かせるためにやっておくべき3つの方法を紹介します。

  1. 成熟した茎も摘み取る
  2. 日照時間を管理する
  3. 適切なタイミングで肥料を与える

それぞれの方法を1つずつ見ていきましょう。

1. 成熟した茎も摘み取る

シャコバサボテンの花をたくさん咲かせたいときは、赤い新芽だけでなく成熟している茎節も摘むことがポイントです。

茎節を摘んだところからは、2~3本の新しい茎節が伸びてきます。シャコバサボテンは茎節の先に花芽をつけるので、茎節が増えればその分花芽の数も多くなります。

茎節を摘むのは春と秋の2回です。花が咲き終わった3月頃になったら、長く伸びた茎節の長さをそろえるように摘みましょう。

秋は、赤い新芽と一緒に成長した茎節も摘んでおくと、花芽のつくタイミングがそろいます。

2. 日照時間を管理する

シャコバサボテンは1日の日照時間が短くなってくると花芽をつける性質があります。秋になると花芽が付き始めるのはこのためです。

屋外で育てている場合は自然と日が短くなってくるのでよいですが、室内に置いていたり、ベランダなどで栽培していても夜間に部屋に移動させたりしているときは、明るさに注意することが必要です。

シャコバサボテンは蛍光灯の明かりでも昼間と勘違いしてしまいます。そのため、花芽が付くまでは夜になったら暗い場所に置いたり段ボール箱などで覆ったりして、光が当たらないようにしてあげてください

黒柴さん

ゆっくり休めるようにしてあげよう!

3. 適切なタイミングで肥料を与える

シャコバサボテンに肥料を与えるのは、生育期にあたる5~7月だけです。7月以降は、花芽をつけない赤い新芽が出てしまうのを防ぐために、肥料は一切与えません。

肥料をあげるときは、ゆっくり効く緩効性肥料を月に1回と液体肥料を2週間おきに1回ずつ与えましょう。

シャコバサボテンの赤い芽はそのままにせず摘み取ろう

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シャコバサボテンの赤い芽は、新しく生えてくる新芽です。病気やトラブルではないので心配はいりませんが、出てくる時期によっては摘み取りが必要になります。

せっかく生えてきたのを摘み取ってしまうのはもったいないような気がしますが、きちんと処理をしてあげないと花芽がつかず、冬に綺麗な花をさかせることができません。

また、葉全体が赤っぽく変色してきたときは、根腐れを起こしている可能性があるので植え替えで環境を整えてあげましょう。

シャコバサボテンが赤くなる理由と対策を知り、毎年花を咲かせて楽しんでくださいね。

>>シャコバサボテンを挿し芽するには?方法や失敗しないポイントを解説

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