- お花をプレゼントされたけど、どこに飾ればいいの?
- 家にお花を飾りたいけど、どこに置けば良いか迷っている
せっかくお花を飾ろうと思ったのに、実際にお花を飾る場所はどこが良いのか、悩まれている方も多いのではないでしょうか。
お花は環境に敏感な植物なので、正しい場所に飾らないとすぐに枯れてしまいます。
そこで、この記事ではお花を飾るおすすめの場所や、飾り方から手入れの方法について解説していきます。
花にとって良い環境で飾ることができれば、目一杯綺麗に咲いて家の雰囲気を明るくしてくれるでしょう。
一度も花を飾ったことがない初心者の方でも取り組める、簡単な内容となっているためぜひ参考にしてみください。
- お花を飾る場所に悩んでいる方
- お花を貰ったのはいいが、どうしたら良いかわからない方
- お花を飾ることに興味がある方
目次
お花を飾るのに適している条件
お花は植物であるため、同じ室内においてもお花を飾るのに、適した場所とそうでない場所があります。
お花を飾るのに適している場所として以下の3つの条件が挙げられます。
- 温度調節が行える
- 日陰になっている
- 直接風が当たらない
1つずつ解説していきます。
1. 温度管理が行える
お花を飾るのに最も一般的な場所は、エアコンがあって温度管理を自由に行える場所です。
これは切り花の適温と、人間が生活する室内の適温が異なるためです
切り花は15度前後が適温とされていますが、人間が生活する室内の適温は冬で18~22℃、夏で25~28℃です。
部屋を普段より少し涼しくするだけでも違うので、温度管理が行える場所はおすすめです。
2. 日陰になっている
切り花は少し明るい日陰に置くのが良いとされています。
直射日光が当たってしまうと、水の温度が上がりやすかったり葉や花が乾燥したりして傷みやすくなります。
出荷される時点である程度花が咲いている状態となっていることからも、日光はさほど必要ないといえます。
3. 直接風が当たらない
切り花は直接風が当たらない場所が適しています。
直接風が当たってしまうと、葉や花を乾燥させてしまうため傷みやすくなるのです。
特にエアコンや扇風機、ヒーターやストーブなどの直風は花瓶内の水温を大きく変化させるため、注意しなければなりません。
お花を飾るおすすめの場所
ここからは、上記を踏まえてお花を飾るおすすめの場所を5つ紹介していきます。
- リビング/ダイニング
- 玄関
- キッチン
- トイレ
- ワークスペース
先ほど紹介したお花を飾るのに適している条件が、自宅で満たしているか確認しながら見ていきましょう。
お花を飾るおすすめの場所1:リビング/ダイニング
リビングやダイニングに花を飾ればみんなで楽しめます。
「綺麗に飾れてるね!」「次は○色の花がいいな!」と話題になることも。
多くの時間を過ごす場所に花があれば、家の雰囲気も明るくなるでしょう。
ただし、テーブルに飾る場合は高さのある花や、花粉および匂いが強い花は避けてください。
お花を飾るおすすめの場所2:玄関
来客が多い方は玄関にお花を飾ることをおすすめします。
玄関は家に入ってまず目に入る場所であることから、花があればおしゃれな雰囲気を与えられます。
靴箱の上に置いたりフラワースタンドを用意したりして飾るのが一般的です。
ただし、花が傷んでいると印象が悪くなるため手入れはこまめに行わなければなりません。
黒柴さん
お花を飾るおすすめの場所3:キッチン
料理が好きな方はキッチンにお花を飾るのもおすすめです。
料理をしているときはもちろん、面倒な皿洗いをしているときも癒しを与えてくれます。
火による温度変化を避けられるスペースや、カウンターの上に飾るようにしましょう。
お花を飾るおすすめの場所4:トイレ
殺風景になりがちなトイレにお花を飾れば、一気に清潔感を演出させられます。
ただし、トイレは大きなスペースがない場合が多く、花の置き場所に困りがちな場所です。
小さめのフラワースタンドを用意したり一輪挿しでスペースを取らないようにしたりといった工夫が必要となります。
お花を飾るおすすめの場所5:ワークスペース
自宅でお仕事をされる方は、ワークスペースにお花を飾るのも良いでしょう。
イギリスのオンラインフラワーショップBloom&Wildが行った調査によると、花を飾った空間で仕事をすることで被験者の100%が、より幸せな気分を感じると答えたという結果があります。
参考 在宅ワーク中に、「花」が生産性を向上させてくれることを研究結果が証明!Harper's BAZAARワークスペースに花を飾れば、仕事の生産性が上がるとも言い換えられそうですね。
ただし、パソコンを使用される場合は花瓶をひっくり返すと故障の原因になるため置き場所に注意してください。
お花を長持ちさせる手入れ方法
せっかくのお花は長持ちさせたいもの。
お花を長持ちさせるためには、飾り方と飾ったあとの手入れが大切です。
ここでは、お花の飾り方から手入れまでを1~4のステップに分けて紹介していきます。
- 水切りをする
- 余分な葉や蕾を落とす
- 花瓶に水とお花を入れる
- 2~3日に1度水を取り替える
1つずつ見ていきましょう。
1. 水切りをする
まずは茎が水を給水しやすくなるように水切りをしましょう。
水切りとは水中で茎の先を斜めに切ることです。
茎の先を斜めに切ることで茎の切り口の面積が広くなり、効率良く水を給水できるようになります。
水中で行わなければ切り口が乾燥してしまい、傷んでしまうことに繋がるため注意してください。
2. 余分な葉や蕾を落とす
次にお花についている余分な葉や蕾を落としましょう。
必要以上に葉や蕾がついていると、栄養が行き届かなくなる可能性があります。
また、葉が水に浸かってしまうと枯れてしまう原因にもなります。
全ての葉を落としてしまうと光合成ができずに栄養が作れなくなってしまうため、全体のバランスを見ながら調整しましょう。
黒柴さん
3. 花瓶に水とお花を入れる
1~2ができたら、花瓶に水を入れてお花を生けましょう。
水の量は、基本的に茎の切り口がしっかりと水に浸かって入れば大丈夫です。
花瓶を目安にするのであれば3~5cm程度の水量といえます。
ただし、中には花瓶8~9割の水を好む花もあるため、お花の種類は確認しておきましょう。
4. 2~3日に1度水を取り替える
花瓶の中の水は2~3日に1度入れ替えましょう。
水は放置しておくと雑菌が繁殖してお花を枯れさせる原因となります。
ただし、夏は水が温かくなりやすく雑菌も繁殖しやすいため、1日に1度水を入れ替えることをおすすめします。
お花を綺麗に見せる飾り方
初めてお花を飾る方の中には「どんな花瓶がいいかわからない」という方も多いはずです。
ここでは初心者でもお花と合わせやすい花瓶の選び方を見ていきます。
- 花瓶と花瓶から見える花の高さが1:1くらい
- シンプルな柄になっている
- 入口が細くなっている
1. 花瓶と花瓶から見える花の高さが1:1くらい
花瓶と花瓶から見える花の高さが1:1になっていればバランスよく見えます。
慣れてくるとあえてバランスを崩すこともありますが、最初のうちはこの黄金比を守って入れば間違いありません。
黒柴さん
2. シンプルな柄になっている
初めて花を飾る場合はシンプルな柄の花瓶がおすすめです。
初心者が派手な柄を選んでしまうと、せっかくの花の良さを消してしまうことになりかねません。
単色で統一されている花瓶や、ワンポイントだけがある花瓶なら大きく失敗することはないです。
一輪挿しに適した花瓶の選び方・日持ちのコツ!おすすめする理由も合わせて解説!3. 入口が細くなっている
様々なタイプの花瓶がありますが、入口が細くなっている花瓶がお花を生けやすいです。
入口が細いことでお花が固定されることから、まとまり良く見せられます。
その一方で、入口が広い花瓶だとお花が垂れて見えてしまい見栄えが悪くなる可能性があります。
飾るお花がない方はお花の定期便がおすすめ
飾っていたお花が枯れてしまったり、お花を飾ることに興味はあるけどお花がないという方は、お花の定期便がおすすめです。
お花の定期便なら、毎週もしくは隔週などの期間を選択することで、自宅のポストに季節のお花を届けてくれます。
「お花屋さんに買いに行く時間がない」「買いに行くのが面倒だ」という方はぜひ検討してみてください。
以下の記事では、お花の定期便についてまとめているので、こちらも合わせてチェックしてみてください!
>>あなたにピッタリのお花の定期便サービスは?お花のサブスク徹底比較!
お花を飾るのにオススメな場所は5つ
この記事では、お花を飾るおすすめの場所や手入れの方法について解説してきました。
お花を飾る際におすすめの場所は5つあります。
- リビング/ダイニング
- 玄関
- キッチン
- トイレ
- ワーキングスペース
自分が家で滞在する時間が長い場所や、頻繁に出入りする場所に飾っておけば雰囲気も自然と明るくなります。
また、お花は正しい飾り方や手入れをしなければすぐに枯れてしまいます。
場所を考慮しながらきれいなお花を飾ることで、日常生活に彩りを添えられますよ!