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切り花用ハサミおすすめ5選!生花ハサミ・花鋏を使う理由と切り花ハサミを長持ちさせる方法

切り花に生花ハサミを使う理由

「切り花って普通のハサミを使ったらいけないの?」
「生花ハサミの選び方がわからない」

切り花に使用されるハサミは「生花ハサミ」「花鋏(はなばさみ)」と呼ばれ、植物専用に作られています。

しかし、生花用のハサミはさまざまな形や価格帯のものがあり、最初はどれを選べばいいかわかりませんよね。

この記事では普通のハサミと生花ハサミの違いや、ハサミの選び方を解説しています。合わせて初心者の方におすすめの商品も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事がオススメな方
  1. 切り花で使うハサミの特徴を知りたい方
  2. 生花ハサミの選び方を知りたい方
  3. おすすめの生花ハサミを知りたい方

切り花に生花ハサミ(花鋏)を使う理由は切れ味が違うから

生花ハサミ(花鋏)と普通のハサミの最大の違いは切れ味の良さです。

切り花に普通の工作用ハサミを使うと、茎のなかの管が潰れて花が水を吸い上げにくくなります。花を長持ちさせるには切り口を良い状態にしておくことが重要なため、切れ味の良い生花ハサミが必要なのです。

黒柴さん

使うハサミによってお花の寿命が変わってしまうんだね!

生花ハサミ(花鋏)と剪定鋏の違い

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生花ハサミと似ているハサミとして「剪定鋏(せんていばさみ)」があります。

剪定鋏とは、おもに庭木の手入れや家庭菜園などの太い枝を切るための道具。そのため刃も大きく、太い枝を切れるようにバネが付いているものもあります。刃がカーブを描いているのも特徴的です。

切り花しか扱わない方は生花ハサミで十分ですが、お庭の手入れや枝物を多く扱う場合は剪定鋏も一つ持っておくと重宝しますよ。

切り花用生花ハサミ(花鋏)の選び方

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ここからは生花ハサミ(花鋏)の選び方を解説します。生花ハサミを選ぶ際は以下4つの要素で選ぶとよいでしょう。

  1. 持ち手のタイプ
  2. 用途
  3. 価格
  4. 素材

1. 【つる手orわらび手】持ち手のタイプで選ぶ

生花ハサミ(花鋏)の種類にはつる手わらび手があります。

つる手とは、持ち手に指を通す大きな返しがついている形状のこと。一般的なハサミ同様に指を通して使えるため、初心者でも扱いやすいのが特徴です。ただし、持ち手が細く作られているため、太い枝物には向きません。

わらび手とは、持ち手の端がワラビのようにクルッと丸くなっている形状のこと。親指と人差し指の根元で柄を挟み、残りの指を柄の外に当てて使用します。慣れるまでに時間がかかりますが、慣れるととても使いやすく合理的な形です。

2. 【生け花orアレンジメント】用途に合わせて選ぶ

生け花やアレンジメントなど、用途によって選ぶべきハサミは変わります

特にアレンジメントで使用する場合、花だけでなくリボンやワイヤーなどを切る作業もあります。生け花用のハサミだとこれらは切りにくいため、アレンジメントで使用するのならクラフト用のハサミを用意するとよいでしょう。

3. 【100円~数万円】価格で選ぶ

生花ハサミ(花鋏)は安くて100円、高価なものだと数万円の商品も存在します。

数万円の商品はプロが使用する道具のため家庭で楽しむだけの方には必要ありませんが、かといって100均で販売されている園芸用のハサミは耐久性に不安があります。

初心者の方は1,000~2,000円の価格帯のハサミを持っておけば、機能性・耐久性ともに問題なく使用できるでしょう。

4. 【ステンレスor鉄】素材で選ぶ

生花ハサミ(花鋏)には、ステンレス、種類は少ないですがセラミックを使用した商品もあります。

ステンレス製のハサミはサビに強いことが最大の特徴。生花の扱いに水は切り離せないため、刃が錆びにくいステンレス製のハサミはお手入れも簡単と多くの方に好まれています。また、軽い素材のため長時間の使用でも疲れにくいメリットもあります。

対して鉄製のハサミは重みはあるものの、その分軽い切れ味が特徴です。太い枝でも簡単に切れるため、握力が弱い方にもおすすめ。ステンレスと比べると錆びやすいですが、シブやヤニは付きにくいです。

切り花初心者におすすめの生花ハサミ(花鋏)5選

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ここからはおすすめの生花ハサミ(花鋏)を5つ紹介します。どのハサミも口コミや評判が良いものを選んでいるため、切り花初心者の方はぜひ購入を検討してみてくださいね。

  1. 坂源 ハンドクリエーション F170
  2. アルスコーポレーション フルール FP-17
  3. 岡恒 D-55H型 花鋏 ステンレス No.215-S
  4. チカマサフローリスト アレンジはさみ CRI-360
  5. 源造 池ノ坊 花鋏 165mm

1. 坂源 ハンドクリエーション F170

坂源の「ハンドクリエーション F170」は初心者だけでなくお花のプロも使用する口コミ・評判の高い生花ハサミです。

販売元の坂源は1903年創業の老舗メーカー。1935年からはハサミ専業のメーカーとして、現在まで生花用以外にもさまざまなハサミを生み出しています。

「ハンドクリエーション F170」の特徴は圧倒的な切れ味の良さと扱いやすさ。小さくて軽いサイズ感でありながらも、太い枝物も簡単に切れます。さらにカラーバリエーションが豊富で好きな色を選べるのも嬉しいポイントです。

黒柴さん

2010年にはグッドデザイン賞を受賞しているよ!

2. アルスコーポレーション フルール FP-17

「フルール FP-17」は、大阪府堺の総合刃物メーカー・アルスコーポレーションが販売する生花ハサミ。

人間工学デザインを取り入れており、どんな人でも扱いやすい操作性の高さが魅力です。大きく太いグリップは、生花だけでなく枝物を切る際にも活躍します。

アルスコーポレーションのハサミは「クラフトチョキ」も評判が高いです。こちらはおもにアレンジメントで活躍してくれそうですね。

3. 岡恒 D-55H型 花鋏 ステンレス No.215-S

大手園芸ハサミメーカーの岡恒が販売するステンレス製の生花ハサミ。他と比べるとお値段は高めですが、最高級の刃物鋼を使用しており、切れ味は折り紙付きです。

刃物の命である焼き入れ工程には、英国で開発された温度差が極めて少ない無公害型のフルーイド炉を導入。伝統の技と先端技術を組み合わせて、高品質な商品を作り出しています。

ステンレス製のためサビに強いのもうれしいですね。何年も愛用できる良いハサミを探している方におすすめの商品です。

4. チカマサ フローリストアレンジはさみ CRI-360

「フローリスト アレンジはさみ CRI-360」は、老舗ハサミメーカーの株式会社近正とプロの花屋・フラワーアーティストが共同開発した生花ハサミ

刃の根元にギザギザした鋭い突起が付いており、フラワー用のワイヤーを簡単にカットできます。そのほか、ステンレス製の刃には高級フッ素加工が施してあり、べたつかずヤニがつきにくい特徴も。カラーバリエーションが豊富なため、気分が上がる色を選べるのもよいですね。

5. 源造 池ノ坊 花鋏 165mm

源造刃物株式会社が販売しているこちらの花鋏は、2,000円台と購入しやすい価格でありながらも高い品質が高評価を受けています。

「ほどよい重量感で切れ味もいい」「握りやすく使いやすい」といったレビューも多く、コストパフォーマンスの良いハサミを求めている方におすすめの商品です。見た目も黒で高級感があり、ケースも付いているためプレゼント用にも利用できます。

切り花ハサミ(花鋏)を長持ちさせる3つの方法

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最後に切り花ハサミ(花鋏)を長持ちさせる方法を解説します。

ハサミを長く使うためにはお手入れが必要。下記3つの方法で日頃からメンテナンスすることで、ハサミを長持ちさせることができます。

  1. 使用後は水分・汚れを拭き取る
  2. ヤニ取りクリーナー・サビ落とし消しゴムなどを使う
  3. 研ぎ屋にメンテナンスを依頼する

1. 使用後は水分・汚れを拭き取る

生花ハサミの使用後は必ずティッシュペーパーやタオルで水分や汚れを拭き取りましょう。

水分や汚れを放置するとすぐにサビが出てきます。ハサミが錆びると切れ味が悪くなりお花の寿命も短くなってしまうため、使用ごとにしっかりと拭き取ることを心がけましょう。

黒柴さん

日頃からのメンテナンスが大切なんだね!

2. ヤニ取りクリーナー・サビ落とし消しゴムなどを使う

生花ハサミにはヤニ取りクリーナーサビ落とし消しゴムなどのケア用品も販売されています。

ヤニ取りクリーナーは、植物をカットした際に付着するヤニやシブなどの樹液を落としてくれます。樹液を放置すると切れ味が悪くなるため、ミネラル酵素などを配合した刃物用のクリーナーでお手入れをしましょう。


また、ハサミが錆びてきたらサビ落とし消しゴムを使用すれば簡単にサビを落とせます。サビによるかみ合わせの悪化を防ぐためにも、ハサミを分解して接合部分も細かくケアしてくださいね。

サビ落とし商品にはスプレータイプも販売されていますが、しっかりきれいにするためには消しゴムタイプで研磨することをおすすめします。

3. 研ぎ屋にメンテナンスを依頼する

どんなに大切に使っていたハサミでも、何年も経てば経年劣化を起こしてしまいます。そのため、年に一度はハサミの刃を研いでメンテナンスを行いましょう

日頃から刃物のメンテナンスを行っているなら自分で研いでもよいですが、研ぎ方がわからない方やプロに任せたい方は専門の研ぎ屋さんへ依頼することをおすすめします。

街の研ぎ屋に依頼するか、最近では研いでほしい刃物をレターパックで送れるサービスも登場しています。近くに研ぎ屋があるかわからない場合や、店舗に持ち寄る時間がない場合は通販サービスを利用してみるのもよいでしょう。

切り花用ハサミは生花に必須!長持ちさせてお花を長く楽しもう!

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切り花は生花ハサミ(花鋏)を使って茎をカットすることで、より長持ちさせることができます。

たまにしかお花を扱わない方は100均の園芸用ハサミや万能ハサミでも問題ないものの、日常的にお花を生けたり、切り花を扱ったりする方は1,000~2,000円の価格帯の生花ハサミを用意しておきましょう。

また、生花ハサミの購入は、さまざまな商品を比較検討できる通販がおすすめ。特に口コミ評価の高い「ハンドクリエーション F170(坂源)」はぜひ一度チェックしてみてくださいね。

生花ハサミを使って、お花を長く楽しみましょう!

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