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ラナンキュラスの栽培は難しい?芽が出ない原因と発芽させる3つのポイント

ラナンキュラスの芽が出ないのはなぜ

「せっかくラナンキュラスの球根を植えたのに芽が出ない…」

そのような悩みを抱えていませんか

華やかで可愛らしいラナンキュラスが咲くことを楽しみにしているのに、芽が出てこないととっても残念な気持ちになりますよね。

実はラナンキュラスの芽が出ない原因は、最初に行う球根への吸水と植えつけの時期が原因である事がほとんどなのです。

この記事では、ラナンキュラスの芽が出ない!とお悩みの方へ、その原因と発芽させるポイントをお伝えします。

また、ラナンキュラスの発芽時期や、発芽する目安の日数についても解説していきます。ぜひ最後まで読んで発芽に挑戦してみてくださいね。

この記事がオススメな方
  1. ラナンキュラスの芽が出なくて悩んでいる方
  2. ラナンキュラスの発芽方法を知りたい方
  3. ラナンキュラスについて調べている方

ラナンキュラスの芽が出ない時にありがちな2つの原因

ラナンキュラスの芽がでない時に考えられる原因は下記の2つです。

  • 乾いた球根に急激に吸水させてしまう
  • 霜の降りる時期に植えてしまう

それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。

1. 乾いた球根に急激に吸水させてしまう

乾いた球根は一気に吸水させるのではなく、徐々に吸水させましょう。この一番最初の作業こそが、発芽するかどうかに関わる最も重要なポイントになってきます。

この時とにかく気をつけてもらいたいことが、「一気に吸水させるのではなく、徐々に吸水させる」ということです。

球根が一気に水を吸い上げてしまうとカビが生え、その結果、球根が腐り発芽をしない原因となってしまいます。白いカビなどが生えてしまうと、発芽する可能性はほぼなくなる為、一からやり直しをするしかありません。

後ほど吸水方法を解説しますが、ラナンキュラスの球根への吸水は「ゆっくりと吸水させる」。これが鉄則となります。

黒柴さん

ゆっくりと吸水!

2. 霜の降りる時期に植えてしまう

早朝などに霜が降りる時期になったら、ラナンキュラスの球根を地植えしたり、鉢植えを戸外で管理するのは避けましょう。

ラナンキュラスは基本的に耐寒性のある球根で、寒さによって花芽が形成される植物です。

しかし、ラナンキュラスは日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。霜で土が湿った状態が続くことにより、球根が傷んでしまい、発芽しない原因となってしまいます。

早朝に霜が見られたら、地植えの場合は霜対策をしたり、鉢植えの場合は夜は室内で管理するなど工夫をすることが大切です。

>>ラナンキュラスが咲かない原因は?上手な育て方と綺麗に咲かせるポイントを紹介

ラナンキュラスの芽が出ないという悩みは多い

昨年11月に植えていまだに発芽しないラナンキュラスの球根は今後も発芽しないのでしょうか?

腐ってはいません吸水処理後のコロンとした状態のまま根も芽もでていません。

9球植えたなかで、1球だけ1月末に発芽しました。居住地は北海道です。

100均の球根は、今までチューリップとクロッカスは100%の発芽だったのですけど、ラナンキュラスは昨シーズンも1球だけでした。

じっさいに育てたことのある方、回答をお願いいたします。

Yahoo知恵袋

このように、ラナンキュラスの球根を植えたが発芽しない!というお悩みを抱えている方は多いようです。

毎年ラナンキュラスの球根を植え、花が咲くことを楽しみにしているのに、他の花に比べると発芽が難しい…

このようなお悩みを解決するべく、ラナンキュラスの発芽を成功させるポイントを皆様にお伝えしたいと思います。

ぜひ続きを読んで、今年はたくさんの球根からの発芽を目指しましょう。

>>ラナンキュラスは植えっぱなしでもまた花が咲く?球根のお手入れの仕方や、掘り上げ方をご紹介

ラナンキュラスの発芽を成功させる3つのポイント

ここからはラナンキュラスの発芽を成功させるために必要なポイントを詳しくお伝えします。

下記、3つのポイントを押さえて発芽に挑戦しましょう。

  • 球根の吸水方法
  • 植え付けの時期
  • 水やりの頻度

どれも簡単なポイントになります。

発芽に苦戦している方はぜひ取り入れてみてくださいね。

1. 球根の吸水方法

ラナンキュラスの球根への吸水は「ゆっくりと吸水させること」を徹底して行いましょう。

球根をお店などで購入した場合、完全に乾いている状態かと思います。この時、絶対にそのまま鉢に植えたり、水やりをしてはいけません。吸水方法は色々とありますが、多くの人が行っている簡単な方法をご紹介します。

その方法とはまず、バーミキュライトを湿らせて絞りタッパーなどに入れます。

次に、湿らせたバーミキュライトの中に球根を埋め、一週間ほど冷蔵庫に保管するという方法です。

バーミキュライトとは、天然のケイ酸塩鉱物で保水性に優れており、無菌であることが特徴の土です。

種まき用や普通の培養土を使用するよりも、清潔な状態で徐々に球根に吸水させることができます。冷蔵庫に保管したら、バーミキュライトが乾かないように確認しつつ、軽く湿る程度に霧吹きなどで水をたしていきます。

無事、球根が水を吸ってふっくらしてきたら、吸水は成功です。

とにかく焦らず、ゆっくりと吸水させること。このポイントを守りながらじっくりと挑戦してみてください。

黒柴さん

吸水方法にもいろいろあるんだね。

2. 植え付けの時期

ゆっくりと吸水処理を施した球根は、10月~11月中旬頃に植えましょう。お住まいの地域によってベストな時期は少し異なりますが、暖地では11月中旬~12月中旬頃まで、寒冷地では10月上旬~11月中旬がベストな時期となります。

また地植えの場合は、秋雨で水分量がたっぷりの土に球根を植えてしまうと、急速に水を吸収し腐ってしまう原因になりますので注意しましょう。

3. 水やりの頻度

ラナンキュラスの球根を植えたら、たっぷり水やりをする必要はありません。ラナンキュラスは多湿が苦手な植物です。

鉢植えの場合は土の表面が白っぽく乾燥してきたら、水をたっぷりあげてください。頻度は少なめで、週1~2回でも十分です。

また、地植えの場合は雨による水分でしっかりと育ちます。雨が降らない日が長く続き、地面が完全に乾いてしまっている場合は、水をたっぷりあげるようにしましょう。

>>ラナンキュラスの寿命はどのぐらい?より長持ちさせる方法6つを合わせて解説

ラナンキュラスの芽が出る時期は11月上旬~中旬

ラナンキュラスの発芽に適した気温は15℃前後になります。

こちらもお住まいの地域によって多少異なりますが、暖地では11月中旬、寒冷地では少し早めの10月中旬から11月上旬あたりの気温になります。

ただし北海道など、気温が低く初雪が早い地域では、窓際の日の当たる場所でしっかり日に当てるなど室内で管理しながら発芽を待ちましょう。

>>ラナンキュラスの季節はいつ?お花の特徴や販売時期などを紹介!

ラナンキュラスが発芽する目安の日数は約2週間

ラナンキュラスの球根を植えたら、発芽までの日数は約2週間~3週間前後になります。

前項でも述べましたが、発芽に適した気温は15℃前後です。ラナンキュラスは秋植え春咲きの球根ですので、寒さにあたる一定の期間が必要になってきます。

もし、目安の日数が過ぎてしまった場合は、球根に異常がないか状態を確認するようにしましょう。

黒柴さん

発芽しやすい環境づくりも意識しよう!

ラナンキュラスも届く!お花をもっと楽しむおすすめの定期便3選

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最初が肝心!吸水と時期をおさえればラナンキュラスは発芽する

ここまでラナンキュラスの発芽を促すポイントや、発芽の時期などをお伝えしてきました。

なかなか芽がでないと悩む方はとても多く、ラナンキュラスは育てるのが難しいという印象があったかもしれません。

しかし、何と言っても「最初が肝心」。

球根への吸水処理を焦らずゆっくりと行うことで、急激に水を吸収してしまう事を避けることができます。吸水処理の段階で、球根が腐らずふっくらとしたいい状態になれば、あとは植え付けです。

お住まいの地域の気温に適した植え付け時期水やりや気温の管理を慎重に行えば、ラナンキュラスの芽を発芽させることは決して難しいことではありません。

ぜひ、本記事から学んだポイントを実践して、素敵なラナンキュラスを咲かせてください!

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