ラナンキュラスはとてもきれいなお花を咲かせますが、どれくらいの間きれいな状態を保てるのか気になりませんか?
育成環境によって差はあるものの、ラナンキュラスのお花の寿命は6~8日ほどです。
ラナンキュラスは色も形も豊富で、切り花として人気があるため、品質改良が繰り返される注目の品種です。せっかくなら、きれいな状態を長持ちさせて、お花を楽しみたいものですよね。
この記事では、ラナンキュラスを長持ちさせる方法と、ラナンキュラスも届くおすすめなお花の定期便サービスについてご紹介します。ぜひ最後までご覧ください!
- ラナンキュラスの寿命について知りたい方
- ラナンキュラスを長持ちさせる方法について知りたい方
- ラナンキュラスについて調べている方
目次
ラナンキュラスの寿命は1週間程度
ラナンキュラスの寿命は、切り花で通常6~8日程度です。耐寒性に優れているため、他のお花が5~6日程度の寿命に比べて、花もちは良い方だと言えます。
しかし、適切に管理することで、2週間ほどラナンキュラスのお花を楽しむことができます。
ひと手間加えるだけで、バラのように美しいラナンキュラスを長持ちさせることができるなんて嬉しいですよね。
ラナンキュラスを長持ちさせる方法6選
ラナンキュラスを長持ちさせる方法は以下の6つです。
- 水は少なめにしてマメに取り換える
- アブラムシなどの病害虫対策を徹底する
- 日当たりと風通しのいい場所で管理する
- 茎を熱湯につけて水揚げする
- 開花中は雨に当てない
- 咲き終わりは、花がらや枯れ葉の処理を適切に行う
それぞれ1つずつ解説していきます。
1. 水は少なめにしてマメに取り換える
ラナンキュラスは多湿を嫌うため、常に湿っていると根腐れの原因になります。
しかし、水切れすると成長が止まってしまうので、適度に水やりしましょう。
目安として、表面の土が乾いて白っぽく変化したら乾いてきている証なので、たっぷりと水を与えると元気に成長してくれます。
2. アブラムシなどの病害虫対策を徹底する
ラナンキュラスを育てる上で、気を付けてほしい害虫はアブラムシとハモグリバエです。
アブラムシは、10月から5月にかけて発生します。新芽や葉の裏などの栄養を吸い取り、成長を阻む害虫です。駆除は、手袋をした手で取るもしくは水で流せば取ることができます。
ハモグリバエは、3月から5月にかけて発生します。葉を食べる害虫で、葉っぱを枯れさせることも。駆除は、ピンセットなどでつぶすことが効果的です。
黒柴さん
3. 日当たりと風通しのいい場所で管理する
ラナンキュラスは他の植物に比べて耐寒性はありますが、寒風に当たりすぎると痛むことも。また、湿気が多くても腐りやすくなってしまい、弱って害虫被害にあうことがあります。
そのため、日当たりと風通しの良い環境で管理しましょう。
4. 茎を熱湯につけて水揚げする
ラナンキュラスは、茎が細く水を吸い上げる力が弱いお花です。そのため、通常の水揚げではなく、お湯に浸ける水揚げ方法がオススメです。
【ラナンキュラスの水揚げ方法】
- 腐っている部分や余分な葉を取り、整える
- 花首を上にし、すき間がないように新聞紙で包む
- 茎を真っ直ぐに切り、下から1~2㎝位の部分を熱湯に数秒つける
- 茎から気泡がでてきたら、たっぷりの冷水につける
- 水揚げ後は、花瓶に生けるなど涼しい場所で保管する
少し手間がかかりますが、水揚げを行うことで茎も強くなるのでぜひ試してみてください。
5. 開花中は雨に当てない
ラナンキュラスの原産地は、雨量が少なく乾燥しやすい環境です。そのため、雨が続くと灰色かび病という病気にかかることもあります。灰色かび病は、文字通りかびが原因で起きる病気で、湿度が高いとなりやすい病気です。
そのため、雨の時には、一時的に室内に置くと病気にもなりにくく長持ちします。
黒柴さん
6. 咲き終わりは、花がらや枯れ葉の処理を適切に行う
ラナンキュラスは球根なので、咲き終わったお花を残しておくとタネができてしまい、球根から栄養が取られてしまいます。しかし、球根に栄養を蓄えることができれば、翌年も楽しむことができます。
具体的にはお花が咲き終わったら、花がらや枯れ葉を摘み取りましょう。花茎は残し、5月下旬から6月中旬頃、葉が枯れてきたら球根を掘り上げます。多湿を嫌うので、梅雨前を目安にすると良いでしょう。
取った後の球根は、水で洗浄後、乾燥させて紙袋に入れて涼しい場所で保管しておきます。
>>ラナンキュラスの元気がない3つの原因!復活させるため4つのポイント
ラナンキュラスは鉢植え・地植えどちらでも可能
ラナンキュラスは、植木鉢で育てる鉢植えと地面で育てる地植えのどちらでも育てられます。
初心者の方が育てる場合、苗から育てる鉢植えでの育成がオススメです。なぜなら、お花を直前まで育てた状態になるので、難しいお手入れが不要になります。
地植えでも、もちろん育成可能ですが、その場合土の環境づくりや日当たりの良さなど、念入りに手入れをしましょう。
>>ラナンキュラスは植えっぱなしでもまた花が咲く?球根のお手入れの仕方や、掘り上げ方をご紹介
ラナンキュラスの育て方で意識したい2つのポイント
ラナンキュラスは、丁寧に育てれば鮮やかなお花を咲かせてくれ、育てがいのある植物です。
そんなラナンキュラスの育て方で、特に意識したい2つのポイントについて解説します。
- 肥料を使って栄養のある土で育てる
- 水はけが良い環境をつくる
順番に解説していきます。
1. 肥料を使って栄養のある土で育てる
ラナンキュラスのようにお花が咲く植物は、開花する時多くの栄養が必要です。
まず、植え付ける時に肥料を混ぜ込んでおきます。次の段階では、つぼみが上がり始めた後ゆっくり効くタイプの粒状肥料を与えると良いでしょう。一度撒けば、徐々に肥料が土に染み込んでいき、大体1~2ヶ月効能が続きます。
3月末頃に肥料の効能が切れるように、逆算することで球根が腐るのを防ぎます。
黒柴さん
>>ラナンキュラスにつぼみがつかないのは何故?原因と3つの対策をご紹介!
2. 水はけが良い環境をつくる
ラナンキュラスは、湿気が多い環境が苦手なため、水はけが良い環境で育てましょう。
水はけがよいか確認するには、20㎝程度の穴を掘り約1リットルの水を入れます。2時間経った後、水がなくなっていれば水はけが良い環境と言えるでしょう。
もし水はけが悪い場合は、土を入れ替えたり、土を盛って水はけを良くしたり、対策をすることをオススメします。
また、庭に水はけが良い場所がなければ、鉢植えで育てると水はけが良い環境にしやすいでしょう。
>>ラナンキュラスが咲かない原因は?上手な育て方と綺麗に咲かせるポイントを紹介
ラナンキュラスも届くお花の定期便3選
お花のある暮らしに憧れるものの、忙しくてなかなか買いに行けないという方もいるのではないでしょうか?
そんな方は、お花の定期便サービスをうまく活用してみると良いでしょう。
今回は、おすすめの3つのお花定期便サービスをピックアップしてご紹介いたします。
- medelu
- bloomee
- Hito Hana
自分に合ったサービスを選んで、お花のある暮らしを楽しみましょう!
1. medelu
Medeluは、100年以上続く花関連企業が運営するお花の定期便です。
お花のプロが運営していることもあり、お花も5,000種類以上と豊富なラインナップとなっています。
また最大の特徴は、市場や生産者さんから直接届くので鮮度が良い点です。Medeluでは、オーダーを受けてから生産者や市場から直接仕入れているため、品質が高くなっています。
一番安いプランだと、698円(送料込み)で利用できます。送料無料で利用できるのも、毎回かかるものだと考えるとお得ですよね。
>>【クーポンあり】medelu(メデル)の口コミと評判!解約方法や届いたお花のレビューも
>>【インタビュー】medeluに対する創業者のこだわりと想い。届くお花の品質が圧倒的に高いワケ
2. bloomee
bloomee、日本で初めて定期便サービスを始めました。過去にはCMでも放送されるなど、10万世帯以上で利用されている、最も契約者数が多いサービスです。
ボリュームに対してのコスパも良いので、サブスク初心者の方はbloomeeから始めると良いでしょう。
>>【本音激白】bloomee (ブルーミー)はしょぼいという口コミばかり?噂の真相とプラン別の届いたお花
3. Hito Hana
Hito Hanaは、フローリストが用途や要望に応じて、お任せで選んでくれるお花の定期便です。カラーは6色、ボリュームは5サイズから自分で選べるので、自宅にいながら自分で選ぶような感覚で楽しむことができます。
ボリュームが多めなので、ポスト投函では対応していないので直接受け取る必要があります。1,320円から利用できる点も比較的安価なので、始めやすい定期便サービスと言えます。
>>Hito Hana(ひとはな)の口コミ・評判は?メリット・デメリットを解説!
ラナンキュラスは多年草なので寿命も長く数年楽しめるお花
ラナンキュラスは、切り花で人気な品種を中心に改良が進んでおり、色だけでなくさまざまな形も登場しています。
多年草なので、適切にお手入れすれば、数年にわたって楽しめるお花です。
ぜひ、自分の好みにあったラナンキュラスを見つけて、育成を楽しみましょう。
自分に合ったお花が分からない人は、お花の定期便を使って運命の出会いを体験してみてくださいね。