「カーネーション値段や相場ってどれくらい?」
「カーネーションって1本だけでも買えるの?」
母の日の定番ギフト、カーネーション。身近なお花ですが、1本あたりの金額や相場を聞かれても意外と答えられない方も多いのでは?
そこで、今回はカーネーションの値段や年間相場、カーネーションをプレゼントするときの選び方を紹介します!
カーネーションの金額が気になる方はもちろん、プレゼントをしようと考えている方はぜひ最後までご覧くださいね。
- カーネーションの値段を知りたい方
- カーネーションが一番安い時期を知りたい方
- カーネーションのプレゼントの選び方を知りたい方
目次
カーネーションの値段
カーネーション1本のみの場合値段や花束にした際、プレゼントギフトにした際のそれぞれの平均を紹介します。
参考 全国の切り花(カーネーション)1本 価格推移 / 過去90ヵ月小売物価統計調査による価格推移1. カーネーション1本あたりの値段は平均194円!
2015年1月~2022年7月までの90ヶ月を対象にした調査によると、全国でのカーネーション1本(切り花)の平均価格は194円とのこと。
同じ期間のバラ1本の平均価格が336円であることから、カーネーションは購入しやすい価格帯であることがわかります。
2. カーネーションの花束を買う際の値段は平均3,000円!
カーネーションを花束にした際の平均金額は3,000円です。
花束を作る際、何本以上出なければいけないといった決まりはありませんが、8〜10本程度あるとまとまりがよく、見栄えもよくなります。
カーネーションが一番売れる5月では、10本〜15本程度の花束を購入される人が多く、カーネーションの花束の相場は2,000〜4,000円程度の方が多いようです。
3. カーネーションギフトを買う際の値段は平均4,000円!
カーネーションの、ギフトにかける金額の平均は4,000円となっています。
カーネーションのギフトには花束、鉢植え、アレンジメント、プリザーブドフラワーなどがありますが、大体の相場は3,000~5,000円ほどです。予算ごとの大体のギフト内容は以下をご覧ください。
予算 | ギフト内容 |
3,000円 | 小ぶりの鉢植え(4号)、花束や小さめのアレンジメント |
4,000円 | ボリューム感のある鉢植え(5号)、中くらいのアレンジメント |
5,000円 | ボリューム感のあるアレンジメント、プリザーブドフラワー |
ギフト内容から見ると予算を5,000円以上にすれば、ワンランク上のフラワーギフトを購入できるようです。
>>カーネーションのギフトはいつ贈る?プレゼントの選び方やおすすめ通販を徹底解説
カーネーションの年間相場
カーネーションは、時期によって相場が変化します。
「小売物価統計調査による価格推移」のグラフを見ると毎年、母の日のある5月に需要が高まり、価格帯がグンと上がる傾向のようです。
反対に母の日が終わった6・7月は需要も低く、価格は落ち着きます。つまり年間で最も値段が高い時期は5月、最も安くなるのは7月前後となります。
カーネーションは1本でも購入は可能!
母の日に贈るカーネーションは1本だけでも購入は可能です。「1本だけプレゼントして喜んでくれるのかな?」と不安に思う方のために、Yahoo知恵袋の素敵なアンサーを紹介します。
【質問】
Yahoo知恵袋
カーネーション一本の値段は何円位ですか?
【ベストアンサー】
需要と供給の問題だからかなり変動すると思うけど、シーズンオン中は包装込みで1輪150円かな。 シーズンオフなら1輪50円もしないでしょう。 買った時の値段よりも買う人の心根(こころね)の値段の方がはるかに高いね。
【質問】
Yahoo知恵袋
母の日に高校生が、カーネーションを一本だけ渡すのはおかしいでしょうか? 今日買い物に行った時にプレゼントも買うのですが、カーネーションも渡したくて。一本だけだとさびしい感じになりますか?
【ベストアンサー】
平気ですよ。 お花屋さんでも1本のカーネーションでもきちんときれいにラッピングしてくれますから、見栄えに問題はありません。 要はあなたの気持ちですから、1本でも気持ちがこもっていればいいと思いますよ。
ほかにも同様の質問が見られましたが、「プレゼントの金額よりも気持ちが大切」という意見を持つ方が大多数でした。
カーネーションは1本でも購入できますし、店員さんに「プレゼント用」「母の日用」と伝えれば1本でもきれいにラッピングしてくれます。
1本プレゼントするならスタンダードカーネーション
カーネーションを1本プレゼントするならスタンダードカーネーションが最適です!
カーネーションには、2種類あります。
- スタンダードカーネーション
- スプレーカーネーション
それぞれ解説していきます。
1. スタンダードカーネーション
スタンダードカーネーションは、1本の茎に花が1輪付いている種類のカーネーションで、 花びらが大きくボリュームもあるため、とても華やかな印象となるカーネーションです。
スタンダードカーネーションの種類は、エレノア・オズボーン・クリスティナ・プリンス・ホワイトラブ・モンブランなどです。
2. スプレーカーネーション
スプレーカーネーションは茎が枝分かれし、それぞれの茎に花を咲かせます。こちらは鉢植えや花束など複数本にする場合に適しています。
スプレーカーネーションの種類は、エース・エスタシオン・キャンドル・サラダ・ブライダルホワイト・ミルキーウェイなどです。
黒柴さん
カーネーションの特徴
カーネーションはナデシコ科の多年草です。日本では別名でオランダナデシコ、ジャコウナデシコともいいます。
開花時期は、春〜初夏、秋〜初冬となり、「母の日」である5月に最盛期を迎えるようです。
現在では1,000種を超える品種が生み出され、日本国内の生産量は長野県、次に愛知県の順に多くなっています。
プレゼント用のカーネーションの選び方
ここからはプレゼント用のカーネーションの選び方や、選ぶ際のコツを紹介します!
せっかくプレゼントするカーネーション、渡してすぐに枯れてしまうのは避けたいですよね。以下の3点に気をつけて新鮮なカーネーションを選べば、プレゼントを渡したあとも長持ちしてくれますよ。
- 花びらが縁まで瑞々しいものを選ぶ
- つぼみの状態を確認する
- 鉢植えの場合は根元をチェック!
1. 花びらが縁まで瑞々しいものを選ぶ
カーネーションに限らずですが、お花を購入する際は花びらが縁まで瑞々しいものを購入するようにしましょう。
花びらの縁が変色している・花びらが柔らかく元気がない状態は花が古くなった証拠です。お花屋さんでここまで古い状態の花を販売することはないかもしれませんが、なるべく新鮮なお花を買うように心がけましょう。
古いお花はお世話してもすぐに枯れてしまうよ!
2. つぼみの状態を確認する
母の日用に栽培されたカーネーションのつぼみは、すべてが開花するわけではありません。スカスカで中身が詰まっていない状態のつぼみは開花しませんので、なるべく花の色が見えるほど成長したものを選びましょう。間違ってもつぼみを手でつまんで確かめることはしないように!
また、あまりつぼみが多すぎると寂しい見た目になってしまうため、咲き始めの元気な花とつぼみが両方あるカーネーションを選んでくださいね。
3. 鉢植えの場合は根元をチェック!
鉢植えの場合、根がしっかり張っている鉢を選ぶことが長持ちさせるコツです。
鉢を軽く振っても動かないカーネーションはしっかりと根を張っています。反対にグラグラと揺れるカーネーションは根や土の状態が悪いため避けたほうがよいでしょう。
また、根元から株目がたくさん出ているカーネーションは状態の良い鉢ですので、根元がしっかりと茂っているカーネーションを選んでください。
今年は変わり種のプレゼント!珍しい品種のカーネーション
「今年の母の日は変わり種のプレゼントを贈りたい……」と考えているなら、珍しい品種のカーネーションがおすすめ。定番の赤いカーネーションでは物足りない方はぜひ参考にしてみてくださいね。
- ムーンダスト
- レインボーカーネーション
1. ムーンダスト
ムーンダストは、世界で初めて品種開発が成功した青いカーネーションです。日本企業であるサントリーフラワーズとオーストリアのフロリジン社がタッグを組み、自然界では存在しない青いカーネーションの開発を行いました。
ムーンダストの名前には「月の光のような包容力を持つ花」という意味が込められており、その優しい色合いと繊細な美しさはギフトにもぴったり。「永遠の幸福」の花言葉から結婚式のギフトにも選ばれています。
2. レインボーカーネーション
レインボーカーネーションは厳密に言うと品種ではありませんが、近年人気が集まっている虹色のカーネーションです。
白色のカーネーションの茎を細かく裂き、裂いた茎をそれぞれ異なる着色料に浸けます。あとは1~2日待てば花が着色料を吸い上げ、美しいレインボーカーネーションが完成。
レインボーカーネーションの花言葉は「感謝」で、こちらもギフトにぴったりです。珍しい色合いのカーネーションに会話も花咲くこと間違いなしですよ♪
カーネーションの値段は色ごとに変動する
カーネーションは、色によって値段が変動します。
カーネーションの種類は日本に流通しているだけでも1,000種類を超え、品種開発によって色の種類も豊富になりました。
種類は増えたものの、赤とピンクのカーネーションは定番色としていまだに人気のようです。
レインボーカーネーションのように特殊な色のカーネーションは、定番色よりも高い金額で設定されており、定番色の4〜5倍の値段となることも。
カーネーションは、色によって花言葉も変わります。お母さんに伝えたい言葉を含んでいる色を選ぶのも素敵ですね。
>>カーネーションは色の種類がたくさん!人気カラーと花言葉をご紹介
カーネーションは母の日以外にもプレゼントに最適なお花
カーネーションはもちがよく、色や種類が多いため母の日だけでなく、普段のフラワーギフトとしても活躍します。
花もちが悪くなる夏の暑い時期でも状態の良いものを選び、水替えを毎日行えば2週間近くは花が咲きますよ。
花のケアに時間を割けない忙しい相手や、病院や施設に入院している人への贈り花としても重宝するでしょう。
形を主張しないため、白や淡い紫などの花を選ぶと穏やかで清冽な印象となり、お悔やみの花として献花するのもよいですね。
カーネーション1本の価格はお手頃!母の日は好きな本数の花を贈ろう
カーネーション1本あたりの平均価格は194円とお手頃で、もっとも需要が高い5月でも200円前後で購入できます。
ギフトの場合は3,000~5,000円が相場ですが、カーネーションは1本だけでも購入できるため、少ない本数で花束を作るのも素敵ですね。
母の日はぜひお好きなスタイルでカーネーションを贈ってみてください!